リバノエンジニアリング株式会社代表取締役

渡辺 伊織

Iori Watanabe

適当

渡辺 伊織

略歴

日本大学生産工学部卒業。新卒で升川建設株式会社に入社、入社後一級土木施工管理技士を取得。国土交通省東北地方整備局による平成28年度
東北地方工事安全施工推進大会にて現場代理人表彰。5年間勤務の後、1年間フリーターを経験。その後1年間天童市役所勤務。外構業の職人として山形県を中心とした数々の住宅施工に携わる。令和2年8月3日、リバノエンジニアリング株式会社を創業。

現在の仕事についた経緯

祖父が土木会社を経営していて幼少期から建設業が身近な存在でした。物作りも好きで工業系の大学へ迷わず進学しました。学生時代には経営にも興味を持ち、いつか起業してみたいと考えていましたが、祖父の会社の関連会社である升川建設株式会社に5年間お世話になり、社会人としての基礎や土木工事の面白さや大変さを学びました。現場監督として発注者の方々と関わっていると興味が湧き、天童市役所へ入所しました。1年間だけでしたが発注者の経験ができて有難く思っています。職人として日々過ごす中で夢であった起業を今の仕事でしようと考え、今回リバノエンジニアリング株式会社を創業するに至りました。

仕事へのこだわり

仕事へのこだわりは妥協しないことです。ミスなく完璧なものは誰もつくれないですがそれを0に近づける努力はできます。
新人時代には完璧なものをつくろうとするのに集中してたんですが逆に空回りしたので、「適当」に考えて落ち着かせるのも大事だと学びました。今では「適当」の精神で効率の良い集中力が備わったと思います。
時間と体力がある限り妥協せずに良いものを作って行きたいです。

若者へのメッセージ

学生の方々はまだ社会の表しか見ていないと思います。社会に出ると嫌なことや汚いところなど闇をたくさん見ると思います。それを覚悟してもらいたいです。
ですが悪いことばかりではありません。決して会社は一つだけじゃありません。決して住む場所は一ヶ所だけじゃありません。決して働くのは一つの国だけではありません。決して会社員である必要はありません。若い内に旅に出たり、たくさんの人と話したり、教養を深めてください。そして自分のオンリーワンのストロングポイントを見つけてください。それがきっと社会に出た時に役に立つはずです。
皆さんには広い視野と強い信念を持って社会に出ていっていただきたいです。