CO-NECT株式会社 代表取締役

田口雄介

Yusuke Taguchi

やさしいテクノロジーで社会をアップデートする

田口雄介

略歴

立教大学を卒業後、楽天株式会社に入社し、エンジニア、プロデューサーとして従事。その後、株式会社リクルートを経て2015年6月に株式会社ハイドアウトクラブ(現CO-NECT株式会社)を共同創業し、代表取締役に就任。

現在の仕事についた経緯

学生時代に世の中の新しいスタンダードになるようなサービスを創る仕事がしたいと考え、楽天株式会社に入社しました。楽天ではエンジニアやプロデューサーとして楽天市場やコミュニティサービスに携わりました。その後、新規事業に惹かれて株式会社リクルートに転職し、新規事業やホットペッパービューティー、Airレジなどの事業に従事。その仕事の過程の中で、自らの手で新しいスタンダードを創ることに挑戦したくなり、起業しました。
共同創業したCTOにプロダクト開発は任せ、サービスの全体設計やビジネス設計、営業などを担当しております。組織が拡大していくに合わせて、事業の全体戦略や組織全体設計に仕事が移り変わりました。

仕事へのこだわり

全ての仕事において相手の立場を考えること、つまりユーザーファーストであることが非常に重要だと考えています。プロダクト設計をする際はユーザーの立場になって、どういうプロダクトであればユーザーは使いやすいのか。ビジネス設計をする際は、どういうバリューがあればクライアントはお金を出すのか。組織設計をする際は、どういう組織であれば社員は働きやすいのか。プレゼンテーションをする際は、聞き手は何を聞きたくて、どういう表現なら理解しやすいのか。相手の考えや利害、気持ちを自分に憑依させて考えて、仕事をすることを大事にしています。
会社員時代に多種多様なサービスのプロダクト設計やUXデザインをしており、サービスごとにユーザーの気持ちを深く考えながらサービスの成長に取り組んできたため、そのような考えをするようになったのかもしれません。
また起業してからは、クライアントや従業員、投資家など様々なステークホルダーに対して、事業やプロダクトの説明をし続けてきたため、より分かりやすく伝えるためにはどうすればいいか、どう表現すると伝わりやすいかを考え抜いて事業を推進してきました。これらも相手の立場を考えた、ユーザーファーストのこだわりを持つようになったことに繋がっていると思います。

若者へのメッセージ

私の初めてのキャリアはエンジニアからスタートでした。実は学生時代はプログラミングとは無縁だったため、配属されるまでエンジニアになるとは全く思っておらず、当初は苦手だと感じてたこともあり、開発職種にとても困惑してました。
しかし、尊敬する先輩からの、社会人の最初は苦手なものをやったほうがいい、というアドバイスもあって、しっかりと頑張り抜いた結果、スキルとして技術的知見を身につけることが出来ました。その結果、私の人生のミッションである「世の中の新しいスタンダードになるサービスを創る」という観点では、最高のキャリアとしてスタートすることが出来たと思っています。
もしやりたい仕事が見つからなかったり、今の仕事がやりたい仕事と少し違っていたりしても、目の前の仕事をやり抜いた結果、本当にやりたいことに繋がることがあると思いますので、ぜひ目の前の仕事やチャンスを掴んで頑張ることを大切にしてください。