オフィスソフィア株式会社 代表取締役

佐藤美苗

Minae Sato

諦めない

佐藤美苗

現在の仕事についた経緯

もともと私は、全く別の仕事をしておりました。若い頃に交通事故で怪我をし、薬局で薬を販売する仕事をしていたのですが、立ち仕事が大変になってきてしまいました。子供が三人いるのですが、いろいろありまして三人が大分大きくなってきた頃に離婚を経験し、一番下の子が未成年だったこともあり、生活のために福利厚生のしっかりとした大手企業に入社しなくてはいけないと思い、就職をしました。その仕事も体のことがあり傷病休暇をいただいていたのですが、その期間に様々な勉強をし、会社を設立しようと決心致しました。
岡野あつこさんという著名なカウンセラーの方がいらっしゃるのですが、その方のところで最初は様々な勉強をし、その後も自分が納得いくまで勉強いたしました。自分自身が離婚を経験しているからこそ何か悩みがあるときに様々な場所に相談しに行くのは大変だろうなということで、一つでいろんなことができるところがあったらすごくいいのだろうなと思っていたので、それができるように弊社を創設いたしました。

仕事へのこだわりと目標

たくさんの方が相談に来られるのですが、その方が抱えている悩みというものを様々な方面から考えることを一番大事にしております。その方が本当に何を望んでいるのか、話を聞きながら見抜く力が必要だと感じます。話を聞き出す秘訣は、昔から血液型や星座を用いて人間を観察することが好きだったことにあります。それでよく相談されることも多々ありました。若い頃は特に男女関係の相談に乗り、アドバイスをしていました。元々は法学部出身なのでそちらの道へ進みたかったのですが、昔の考えで早くに結婚して家庭に入ってしまいました。現在ではその頃に学んだ知識も仕事に活かしております。

オンラインでのカウンセラー養成講座がもうすぐできる予定です。最終的に資格を与えるという方向に持って行きたいのですが、内容は難しいものになっています。カウンセラー養成講座を自分のために受ける方もいらっしゃるでしょうが、この講座を受講することによって、また他の方をフォローできるような方を育てていくことが願望です。2年前に私が倒れてしまい、この先どこまで仕事を続けていけるのかがわからないので、そういう方達を育てていきたいです。

若者へのメッセージ

海外はジョブ型がほとんどで、日本ではやっとその議論が始まったところです。男が仕事で女が家にいるという昔からの考え方から抜け切れていないところがありますが、自分でスキルを上げて楽しいなと感じる仕事をやってほしいですね。特に女性の場合は、出産を控えたりするなど様々なことがあると思います。それが負担にならないような日本の制度になってほしいですね。海外はジョブ型をうまく導入していて良い時間の使い方をしていると思います。女性が日本よりも自立していますよね。日本はまだ自立しにくい環境であるため、それが変化していけばいいなと思います。