トレード大学FX専門YouTubeチャンネル「トレード大学」運営者

笹田 喬志

Takashi Sasada

一寸の虫にも五分の魂

笹田 喬志

略歴

京都産業大学経済学部経済学科卒業。新卒で贈答品専門店に就職し新人営業で1位を取る。
3年後に起業したい一心で退職するも経営が上手くいかずにFX会社に就職。
その後、退職して専業トレーダーになり、現在は講演活動などを行う。著書は「鉄壁FX」

現在の仕事についた経緯

元々はサラリーマンとして新卒で入社しましたが、サラリーマンとして普通の人生を送ることに不満を抱いていたため、3年後に一念発起して退職し、すぐに独立しました。

しかし、経営が上手くいかずに、どうしようかと悩んでいたところ、為替の勉強をした方がいいというメンターからのアドバイスを受けて為替を学ぶことにしました。

そして本気で為替の勉強を学ぶためにFX会社に入社し、FXを始めることになりました。

当初はトレードが上手くいかずに負け続けていましたが、負ける要因を分析して自分なりの勝ち方を見つけ、徐々に勝てるようになっていきました。

その後にリーマンショックの煽りを受けてFX会社は倒産し、そのままFXトレーダーとして生きていくことにしました。

仕事へのこだわり

僕自身が負けていた時に得た教訓として、
「人と同じようなことをしない」
というのを心がけています。

為替の場合は特にですが、簡単に言いますと、
上がれば下がり、下がれば上がる動きをします。
そのため、上がっているところで買えば負けるし、下がっているところで売れば、やはり負けます。

普通はトレンドが出ている方向、流れが出ている方向に付いていけと言われますが、流れが明らかに出てしまってからだと逆行する動きに飲み込まれてしまって資金を減らしてしまいます。

初心者の頃の僕自身も含め、そういう負け方をしている人が多いので、下がっていれば買いを考え、上がっていれば売りを考えるようにして、なるべくトレンドが起こる初動や初動が出た後の動きを狙うように心がけています。

流れがハッキリ出る前の、多くの人が怖いと思う絶妙な場面を狙うことで多くのリターンを得られるというのはトレードだけでなく、他のスポーツや仕事でも同じではないかなと考えています。

またFX会社に勤めていた際に多くの人が何のルールもなくトレードをして負けている場面に何度も直面していました。
その人たちが悲しんでいるのを見て、少しでもそういう人たちが上手くいくよう力添えが出来ればと思い、トレードを行う傍らでyoutubeやTwitterなどのSNSを使って、僕自身の経験などで得た知識や、トレードに対しての考え方などを発信しています。

それがきっかけで勝てるようになったというお声や、専業トレーダーにまでなったというお声も頂いたりしており、自分の行っているSNSでの発信活動も誇りを持ちつつ、これに慢心しないように、トレードもSNSでの発信も努力を続けていきたいと考えております。

若者へのメッセージ

僕はまだまだ道半ばの途中で、立場としては皆さんとそう変わりないと考えています。

ただ、少し皆さんより進んでいるところとしては、
自分の行きたい人生を考えて行動し、色々なことを経験してきて、自分の生き方が見えてきたことかなと思っています。

20代前半の頃は、まだまだ具体的に自分のやりたいことや、生き方が見えていませんでしたが、その中で体力的にも精神的にも、そして金銭的にも苦労して自分の生きる道を探していました。

親や友人からはもっとまともに生きろよ、と会うたびに言われたことを覚えています。

でも自分の人生は親や友人のものではないし、辛かったですが後悔したくなかったので、それらの声を振り切って自分を信じて生きてきました。

そして、20代の時から考えていたこととして、自分の人生は20代は種をまく時期、30代で芽を育てる時期、40代で稲穂に成長させていく時期、50代で稲穂を刈り取る時期、60代以降で稲穂の育て方を伝える時期だと考えて、今もその考えで生きています。

ビジョンがなくその場その場を生きていると、周りの甘い声に振り回されて自分の軸が無くなります。
そうではなく、ビジョンを持って後悔しないように全力で生きることが大事だと考えています。

皆さんが少しでも良い人生を送れることを祈っております。