合同会社小田原かなごてファーム 社長

小山田大和

Yamato Oyamada

推譲

小山田大和

略歴

学生時代から地域づくりに関わる。
3.11の原発事故を経て「持続可能な社会」を創るべく、当時勤めていた郵便局を退職。
合同会社小田原かなごてファームを創設。代表に就任。
おひるねみかんブランドを立上げる一方で、農業と自然エネルギーを組み合せる、ソーラーシェアリングの普及に全力を注ぐ。
原発ゼロ・自然エネルギー100%社会の実現に邁進する41才。行政書士。早稲田大学招聘研究員。

現在の仕事についた経緯

3.11と原発事故を目の当たりにし、それまで何も考えていなかった原発について調べ、持続不可能な仕組みであることに気づきました。一方で農業の問題が深刻で、この産業は無くてはならない産業でありながら、絶滅危惧種産業であることに気づきました。
若い世代として、この農業や自然エネルギーの問題と向き合い、この分野でしっかりと飯を食っていけるという形を作る必要があると痛感しました。そこで、安定した郵便局を辞めてこの世界に飛び込みました。

仕事へのこだわり

おかしい、違うと思ったことは、つまり、自分の意見を大切にして、どんな場面でも、そう思ったら発言し、そして、実践を積み重ねることを重視しています。小さくてもいいから実践を創ることで、新しい現実を作ることにこだわりを持っています。

若者へのメッセージ

現在の日本は「一億総保守化」時代だと私は思っています。
現状を肯定することはいい事ですが「現状維持は後退だと思え」とは私が郵便局時代、簡保の営業マンだった頃に営業最高優績者として先輩に言われたことです。人はチャレンジし、チェンジしていかなければなりません。おかしいと思う事、違うと思うことを諦めずに発言して欲しいです。
仕事がなくなるよ、とか、就職が出来ないよ、とか、あるいは現実の世界では、言い過ぎて、干されて、仕事を取り上げられ、販売取引停止なんて現実もあります。しかし、そういう事にめげずに、むしろ、そうした理不尽を力に変えて、自分の人生を切り拓くことが出来る人財になって欲しい。そう思います。