株式会社MUSBUプラットフォーム代表取締役

布広 尚幸

Naoyuki Nunohiro

視点は高く、目線は低く

布広 尚幸

略歴

・1993年3月 北海道大学 経済学部卒業 ・1993年4月 株式会社リクルート入社 リクルート情報事業部(新卒人材)配属
・1994年4月 北海道支社 学び事業部へ異動
・2003年10月 進学カンパニー首都圏マネジャー
・2007年4月 進学カンパニー北関東甲信越グループマネジャー
・2010年4月 住宅カンパニー(SUUMO)注文住宅事業部北海道支社へ異動
・2011年4月 SUUMO注文住宅事業部 札幌仙台グループマネジャー
・2013年1月 SUUMO支社注文住宅営業部 部長
・2017年3月 株式会社リクルート住まいカンパニー退職
・2017年9月 株式会社MUSBUプラットフォーム設立 代表取締役就任
・2018年1月 住まいの無料相談窓口むすぶ/cafestand musbu開設

現在の仕事についた経緯

私はこれまでのキャリアの中で、高校生の進路選択、大学生の新卒就職、社会人の転職、そして住宅建築と、様々な業界に全国各地で携わってきました。
一見バラバラに見えるかもしれない私の業界遍歴ですが、実は構造が似ています。需要と供給の両サイドの間に情報量が多すぎて、なかなか整理や理解が追い付きにくい、という点です。
このギャップを埋め、人々の幸せをナビゲートできる仕事をクリエィトしたいと思い、2017年に生まれ故郷である北海道にUターンする形で起業しました。

仕事へのこだわり

とにかく「聴く」という事に尽きるかも知れません。
またその結果、長年のキャリアとともに身に着いたスキルが「傾聴力」と言えるかも知れません。ですし、それが私の最大の強みとなっていると感じます。
ニーズをキャッチし、そのニーズに合った商品やサービスを提供する。営業やサービスの基本中の基本でありながら、一方でそう難しい事でもないと感じます。相手方に、既に欲するもの(やコト)のイメージが存在しているからです。
一方、難しくもあり同時にやりがいが本来あるのは、ウォンツ(潜在ニーズ)を「探る」ことだと思います。相手のまだ気づいていない潜在ニーズを喚起し、必要性を感じてもらい、先回りするような形で解決提案を行う。
このスタイルを仕事やサービス提供の「土台」として持つ事が出来れば、景気や需要の多寡に左右されることなく、普遍的に頼られる存在価値を築く事が出来ると思うのです。

若者へのメッセージ

「成長したい」と意欲的な言葉を発する割に、意外と浅いレベルでわかったつもりで完結してしまっている方を見る機会が少なくないです。
目の前の富や名声を掴むことに急ぎすぎ、そこで満足しているようにも感じます。そういう方々は、もしかしたら、仕事を生活やお金を稼ぐことの手段としてしか捉えられていないのかも知れません。だとしたら、もったいないと思います。
人生は一度きりです。
この時代、このタイミングでこの世に生を受けたことを真摯に受け止め、自分にしかできない価値や役割を探すようなスタンスで、仕事に向き合っていってもらいたいと切に思います。
難しいことを面倒くさいと安易に避けることなく、むしろ好奇心をもって粘り強く取り組んでみて下さい。きっと、自分にしか出せない成果が存在することに気付くはずです。
「神は細部に宿る」