ラクフル株式会社代表取締役社長

野田 哲郎

Tetsuro Noda

「できない理由」ではなく「できる理由」

野田 哲郎

略歴

東京都生まれ、香川県育ち。大阪大学外国語学部(旧大阪外国語大学)卒業。新卒で某大手家電メーカーにて海外向けの携帯電話の開発に従事。ワンフロア500名を超える開発現場でSEとしての経験を積む。2006年に独立しWEB制作事業を開始する傍ら、大手予備校の管理者や外資系生命保険の営業も経験。2015年に事業を法人化し、ラクフル株式会社代表取締役に就任。

現在の仕事についた経緯

物心つく頃には父がすでに会社を経営しており、将来自分もぼんやりと会社を経営することを想像していました。学生時代にインターネットの可能性と通販の可能性を強く感じ、学生時からインターネットでモノを売ることを始めていました。その延長線上に今があると思っています。その時のステージで夢や目標は変わっていくのを今は楽しんでいる実感があります。

仕事へのこだわり

人を育て大事にすることです。
私は事業を立ち上げた当初、お金もコネもなかったのですが、アイデアが良かったのか実は最初からビジネスは上手く行き、トントン拍子で人を雇うまで事業を大きくすることができました。
ところが、人を雇うことで直面した問題がありました。それは「人を育てる」ということです。当時未熟だった私は、人を育てることに力を注がず、何でも自分で仕事をこなすことに没頭してしまいました。すると自ずから人は離れていきました。
そんな反省から今では如何にスタッフに成長してもらうか、仲間に助けてもらうか、そして、一緒に楽しく仕事ができるかを考えるようになりました。現在、私は本当に大好きなスタッフ・仲間に支えられ、楽しみながら会社を成長させることができています。もちろん今でも、様々な問題・課題に直面することはありますが、より会社を成長させていくために毎日奔走しています。
よくスタッフにも伝えていますが、私たちは「従業員の満足(Employee
Satisfaction)」を一番に考えます。それが私たちの価値観です。まずは一緒に働く人間関係を良好に、働く環境を整え、気持ちよく毎日働けることを重視しています。このことが引いてはお客様へ良いサービスを提供することに繋がると確信しているからです。

若者へのメッセージ

①自分への投資
まずは「自分のために」を考えて生きて欲しいです。自分磨きが出来てくると人は自然と集まってくるし、興味を持ってもらえます。人のためには、自分が満たされてからで十分間に合います。今の自分に満足か自問自答してみてください。
②あいさつと感謝
上手に世渡りをする最善の方法は、気持ちの良い挨拶と感謝の気持ちを伝える術を身に付けることです。意識して表現するくらいでちょうど良いです。逆にこれさえ身に付けておけば、多少の人間的な欠陥や癖は愛嬌として捉えられるでしょう。
②目の前を一生懸命に
目の前のことに一生懸命になれない人は、どこに行っても結局を挫折を味わうことになります。今、遊びに夢中なのであればとことん遊び、勉学に励むのであれば極限までストイックになってください。その際、人からの余計な情報は排除してしまいましょう。