ジャパニアス株式会社代表取締役社長

日坂 良

Makoto Nissaka

『失敗』は『学び』である。本当の失敗とは何も行動しないことである。

日坂 良

略歴

東海大学工学部 卒業後、平成12年ジャパニアスに入社。平成21年には営業部長を経て、平成27年に常務取締役に就任後、平成30年に代表取締役社長就任に就任。多方面の人脈や営業力でビジネスを拡大させ、現在1,200名の社員の先頭に立つ。

現在の仕事についた経緯

もともとは、現会長である西川三郎が経営に参画していた技術会社にエンジニアとして新卒で入社しました。

エンジニアとして働く一方で、ポジティブな性格を活かし、若手が働きやすい環境づくりを目指し様々な取り組みをしました。
西川はそんな私の行動から、周囲を明るくポジティブな空気に変える力があると高く評価してくれていました。

西川が独立するにあたり、創業メンバーとして会社を盛り上げてほしいと声をかけてくれたのがジャパニアスに入社したきっかけです。
「面白そう」という直感に従い、安定した地位を捨てて当社の創業メンバーとして参画しました。

仕事へのこだわり

これまでのエンジニアの経験を活かし、設計図面を書く仕事から当社でのキャリアをスタートさせました。当社で働き始めて数年後、会社の拡大成長のために営業力と採用力が必要だと感じた私は、エンジニアから一転し、営業や採用にチャレンジすることを決めます。

そこから、座右の銘である「『失敗』は『学び』である。本当の失敗とは何も行動しないことである。」という言葉に従い、様々なことに挑戦しました。

営業では、どうしても取引をしたいクライアント先のエントランスで担当者を何時間も待ち続けたり、時には自分がお客としてクライアントの営業を受けるところから関係を築いたこともありました。人との縁を大切にし、地道な活動によりチャンスをつかむことで、徐々に仕事の受注を増やした結果、売り上げに大きく貢献することができました。

また、採用活動では、入社日前日にご両親の反対にあい入社辞退を申し出た内定者の、岩手県の実家までその日のうちに訪問したこともありました。辞退を申し出た内定者のご両親に自社の説明をし、頭を下げ、大切なお子さんを自社で預からせてほしいと伝えました。残念ながら入社はかないませんでしたが、数年後にその人物からの連絡によりビジネスにつながることもありました。

行動をしても命を取られることはない。何もないところから始めた当社の仕事を作り、成長していくためには行動するしかない。常にそう考え、時には誰も思いつかなかったところまで足を運び、誰にも負けない行動量で当社の拡大の礎を築くことができたのではないかと思っています。

若者へのメッセージ

「成長しないことは罪である」
この言葉はジャパニアスの創業社長が言っている言葉です。

ジャパニアスは21年間、売上、利益ともに成長し続けてきました。それは社員が常に成長しているからです。

時代の流れは年々加速し、世の中の価値観も大きく変化しています。そんな時代の中で生き残るためには、自身の成長のためにいろんなことに挑戦し、世の中に順応できる力を身につけることが必要不可欠です。

若いうちは、挑戦した結果失敗することも多々あると思いますが、失敗は必ず自分の成長材料となります。一番の失敗は行動しないことです。
とにかくいろんなことに挑戦して、20年後、30年後に後悔しない人生を送ってください!