ななし株式会社代表取締役

小山 力也

Rikiya Koyama

人事を尽くして天命を待つ

小山 力也

略歴

龍谷大学法学部卒業 大学在学中に、某家庭教師派遣事業の会社にて、アルバイトながら営業職に従事。
大学卒業後は飲食店経営の会社に就職するも、3ヶ月で退職。その後、転職を繰り返し25歳の時にITビジネスに出会う。
神戸のITベンチャーにて27歳で役員に就任。その後29歳で起業。
創業より3年間、1人で営業、管理業務全般を担当していたが今は経営に専念している。
みんなが働きやすい、やりたいことができる環境を作る!ことが仕事。

現在の仕事についた経緯

前職時代に在籍していた会社が、リーマンショックにより売上が半減してしまい、その際の経営戦略が社長と合わず、4名の仲間を連れて独立することに。
2009年に独立後、当時まだガラケーが主流だったが、携帯ゲームの流行が始まり受託開発でも携帯ゲームの開発の仕事がちょこちょこ来るようになる。
当時は今のようなゲームのクオリティでもなく、自分たちでも作れるんじゃないかという勘違いから、自社でゲームを企画開発することに。

仕事へのこだわり

高校時代からいろんなアルバイトを経験してきましたが、当時はいかにして楽して時給をもらうかを考えて仕事をしていました。
ただ、それだと全く上の人に評価されないばかりか、職場でも居心地が悪いことに気が付きました。
転機となったのは、学生結婚して子供ができたことで、嫌でもお金を稼がなければならない状況になり、どうせならと初めて一生懸命働いたレストランで評価されたことです。
そこからは、結果を出し続けることの難しさを痛感しながらも、結果が出るまで諦めない気持ちと何より行動に移すことに大切さを、仕事をしながら身を持って感じました。
結果的に負のスパイラルを招いていたのは自分自身の言動で、どんなにしんどくても諦めない心も持つことで、必ず結果はある程度のレベルでついてくることがわかりました。(ついてこないこともありますが)
今は目標に対して、やれることはとにかくやろうという気持ちで仕事に取り組んでいます。
後は、神のみぞ知るというか、運みたいなところもありますが。
そればかりは仕方の無いことだと割り切るようにしています。

若者へのメッセージ

安定した生活や、リスクを取らない人生はとてもつまらないことだと私自身は感じています。
19のときに車で大事故を起こしましたが、運のいいことに今こうしてピンピンとしています。
せっかくこの世に生を受けたからには、何か意味があるのではと思い、自分にしかできないことがあるはずと考えるようになりました。
何より、高校や大学までしてきた勉強は、受験のためやいい就職をするためなのでしょうか。
人並みの生活や、承認欲求もいいものだとは思いますが、
せっかく受けた生を無駄に過ごしてほしくないと思います。
死ぬときに、どれだけの人に影響を与えることができたか、関わった人を幸せにできたか、そのために自分をどんな挑戦をしなければならないか、ある種の使命感のようなものを持って、社会に出てから活躍して欲しいと思います。