UTS JAPAN株式会社代表取締役

古閑 涼二

Ryoji Koga

No Pain No Gain

古閑 涼二

略歴

1973年福岡市生まれ。大学院修了後、単身東南アジアへ渡り、貿易を核とする事業プロデュースに従事。
2003年台湾合弁会社の副社長に就任。2006年中国に移り、UTS上海を設立。ドバイにUTS中東、ドイツとの合弁会社の設立などを経て、20年振りに帰国し日本に拠点を移し、UTS JAPAN設立。
現在は、上海、香港、福岡を拠点に、「Made in Japanを世界に」を使命とし、海外販路開拓支援事業を展開。中華圏、アセアン、イスラム市場に販路を持ち、特に中国では、化粧品、食品、雑貨などの小売業界に太いパイプを持つ。
事業経営の傍ら、日本・中国の学生や社会人を対象に、中小企業のグローバル化を主題としたセミナー講師を務めており、セミナー講義回数は述べ1000回、受講生は述べ3万人以上に上る。
日本を代表する起業家として、 CCTV2(財経)、上海テレビなど中国メディア出演多数。 20年4月著書『10代からの批判的思考』を上梓した。

現在の仕事についた経緯

「世界に通用する男になりたい」と25歳から海外の地で、全力で走ってきました。人生の折り返しの40歳を迎えた時、これまで海外で得た経験、人脈、知見を、自分の国のため、故郷のため、次世代のために使いたいと考えました。

世界に占める日本の経済的地位が相対的に低下する中、中小企業の海外輸出展開が、この国を救う一つの道であると信じています。
素晴らしい技術を持つ中小企業の製品が国内に埋もれているのは、もったいない!

地方の中小企業が一社ではできないことでも、「企業の技術と情熱」+「我々アジアプロ人材」の強みを結集、化学反応を起こすことで、この日本に大きなウェーブが起こすことを目的に、アジアの玄関口、福岡に会社を設立しました。

ミッションは海外市場へのゲートウェイの提供です。この国の未来を次世代へバトンを渡すために。

仕事へのこだわり

仕事人として生き抜くために、「外部環境」と「自己資源」の最適化を常に意識することです。

「外部環境を知る」は、広義で世界の政治・経済・外交などの世界情勢、地震や台風などの自然災害や戦争までのことを指し、狭義では自分の家族や会社など周囲の環境を含む総称のこと。この外部環境は、どの環境で生きるか、例えば就職や転職などは自分で選ぶことはできますが、世界情勢や自然災害は自分ではコントロールできません。

自己資源=リソース(Resource)は、仕事人としての、自身の社会的な「価値」や「武器」。企業の経営資源は、ヒト・モノ・カネ・情報に括られますが、経営とはこれら資源を最適化し、チャンスに投資して、リターンを得る行為です。この資源は、個人としても同じように当てはめられます。
例えば、ヒトは人脈、モノは語学力、会計知識、ITリテラシーなどの教養や知識やスキル、カネは資産、情報は(質の高い)情報やそれを分析する思考力のこと。仕事を通じて、自己資源を不断に向上させる努力を続けていくことが大切です。

厳しい生存競争を生き抜くためのポイントは、「外部環境」と「自己資源」の最適化だと思います。これは海外でも国内でも社会で生きていく限り、同じ原理原則です。社会的成功者は一様に、自己資源の要素が大きく、かつ豊富です。

具体的な自己資源の向上手段は、次の三つだと考えています。

①たくさん本を読み
②たくさんの人と出会い
③たくさんの場所に行く

若者へのメッセージ

人生は長いようで短いです。死に際に「あっという間だったな。」と思う自分を想像できます。短い人生を悔いのないよう精一杯生きるために、目の前にやってみたいなと思うことがあれば、躊躇せずにやった方が良いと思います。

大概のことは、やることのリスクより、やらなかったことで本来得られたはずのチャンスを失う方が大きいです。現状維持でいい、と思った途端に、成長は止まる。外の世界では、絶え間ない進化と発展が続いている。何もせずに同じところに止まっているのは、実は最大のリスクです。

皆さんには社会に希望を持って欲しいです。
日本の持続的成長はすでに終わりを告げ、停滞から抜け出せない状態です。予測不能で、不確実な時代はこれからも続いていくだろうと思います。
しかし、不確実な時代だからこそ、逆にチャンスは多い。答えがないところに、自分の知識、経験、人脈、直感をぶつけて、答えを生み出していく力をつけて欲しいと思います。
やりたいことのほとんどは、高い志と熱い情熱があればできます。
皆さんの心の中にある志と情熱を持って、まだ見ぬグローバルという未知の世界への冒険に旅立ちましょう。