株式会社ボーテデュサエ 代表取締役

木村小枝

Sae Kimura

人の痛みを知ること

木村小枝

略歴

東京英和女学院大学人間科学科在学中から雑誌モデルをし、大学卒業後そのままテレビの世界へ。
CX、テレ朝、TBS、テレ東、NHKなどの報道、バラエティ、に出演。
2000年渡英しhotel management学校卒業後、The Ritz London入社、Londonにてホリスティックセラピーの資格を取得し帰国。
その後伊藤忠食品に入社し、現在のボーテデュサエを立ち上げ今に至る。

現在の仕事についた経緯

幼少期から香りが好きで香り商品を集めていました。そして海外に移住希望であったため、日本の仕事を辞めイギリスに移住しホテルマネジメントを学びながらザ・リッツに入社。日々頑張っていたもののリッツホテルの仕事がかなりハードで疲労困憊していたある日、お客様から香りのプレゼントをもらいそれに毎日癒され仕事が頑張れたという経験がきっかけで、そのような香りの商品を日本で販売したいなと思っていました。
その後帰国し、知り合いから紹介されたのが当時の伊藤忠食品の社長でした。そこでこの企画を提出し、はじめは商品を海外から輸入する話でしたが、輸入するのが難しく時間がかかりそうだったため、日本でオリジナル商品を作る方向へ。
そしてこのボーテデュサエが誕生しました。

仕事へのこだわり

若い時は仕事よりも遊ぶことが優先でした。当時はいい仕事も沢山あったのに真剣に向き合えなかったことは今も悔やまれますが、その経験があったからこそ今の自分があると信じています。
海外生活やいろんな場所へ1人旅に行き、危ない経験や普通では出来ない事を沢山体験したので、その時間や出会った人たちはかけがえのないものだと思っております。
ビジネスへのスタートは遅くなりましたが、いろいろな経験をした後のビジネスのスタートは自分の強い思いや人への感謝を忘れずに進める事ができたので、いい時期だったのかもしれません。
自分の人生の集大成ともいえるこのブランドは、わたくしの人生そのもので私自身なので、商品に関してはぶれたり自分が納得いかないものは作りません。もちろんお客様が欲しいもの、周りの意見や好みも取り入れますが、基本は自分軸でいいと思うものを作ります。人を幸せにしたい、癒したいという気持ちを忘れずに製品作りをしたいと持っております。

助けてくれているスタッフ、周りの方々にいつも感謝しながら自分の好きな事を仕事にできているのは、本当に幸せだなとつくづく思います。

若者へのメッセージ

まずはなんでもやってみる事、頭で考えずに体験してみること、心を柔軟にし、なんでも挑戦してみること。
その結果、色々見えてくることがあるはずなので、頭でっかちにならずなんでも好奇心を持ってやることは、若いうちは重要だと思います。そこからやりたい事、自分の得意なことがだんだんわかってくると思います。
またやりたいことは口に出して言うとどんな人が聞いているかわからないので、ひょんなことからいい話がくることがあります。その時に自分に話を持って来てもらえるように、普段からの立ち振る舞い、人間性が必要になるので日々自分への投資、勉強、人間力は高めておくといいですね。
そして感謝と思いやり、健康管理は忘れずに。