株式会社メディカルインキュベータジャパン 代表取締役社長/オンコロジービジネスコンサルティング 代表

桂 淳

Jun Katsura

死ぬまで成長

桂 淳

略歴

現職のヘルスケアベンチャー投資において、ヨーロッパ、イスラエル、米国、中国の医療業界での幅広い人脈と、質の高いマーケティング能力をもとに、新規医薬品や医療機器デジタルヘルス企業のポテンシャルの評価、及びマーケティング戦略アドバイスを行っている。

アストラゼネカ及びメルクセローノ日本法人で取締役事業本部長を歴任し、アストラゼネカグローバルの新規化合物の開発意思決定コミッティメンバーとして、新規化合物の評価と意思決定に関わった他、同社グローバルマーケティング部門でシニアマネジメントを担当するなど、約30年従事。

現在の仕事についた経緯

自分の経験を社会に還元したい、自分の強みをこれからのイノベーションに貢献したい、と考えました。

アストラゼネカとメルクセローノ時代に癌事業部の創設に事業部長として携わりました。
その、0から1を作り上げた経験や自身の人脈に基づくものから、若い世代や社会に自身の持てるものを還元したいと考えました。革新的な技術を持った新しい企業に投資しながら事業支援することで社会に貢献したいと考え、コンサルティング、製品の販売まで一貫して出来る当社の創業に至りました。

仕事へのこだわり

目標を決めたら最後まであきらめずに実行するようにしています。不慮の出来事は誰にでも起き、コントロールできませんが、それをどう捉えてどう行動するかは自分でコントロールできるので、その時点でのベストの行動を取るようにしています。勝ち負けの法則でも負けを認めなければ負けることはありません。全て道半ばなだけです。

また、極力積極的にリスクを取り、進化するように心がけています。恐れや不安で新しいことを行わないで現状に留まっている事は、新しいことを行うよりもリスクが高いと考えています。ですから常に新しいことに挑戦し続け、うまくいかなくても諦めずに粘り強くやり続けたいと考えています。

若者へのメッセージ

他人の評価や既成概念、慣例にとらわれず、分析・吟味したうえで自分が正しいと思うことを発言・実行してほしいです。

そのために、海外での学習、仕事、生活の機会を持ち、ものの見方、考え方、価値観を広げてほしいと思います。海外の方、特に若者は周りの目を気にせず自己の見解をしっかりと持ち伝える文化があり、日本人と全く違う価値観を持っています。日本の若者には、是非とも自分の考えを持ち行動できる様になってほしいと思います。

変化し続けること、他人とは違うことを経験してください。