ハロースペース株式会社 代表取締役
岩下卓利
Takatoshi Iwashita略歴
1981年東京都出身。
慶應義塾大学経済学部卒業、ポイントパーク大学大学院にて経営学修士(MBA)取得。テクノロジーと国際政治経済の関係性と未来をテーマに修士論文「Cosmo Economix」を執筆以来、新エネルギー、XR、宇宙、AI、モビリティ等についての技術研究と事業開発に取り組んでいる。アートカンパニー、総合商社、地方自治体、NPO法人にて企画職に従事し、2018年Hello Space Co.を設立。2021年現在、新エネルギー事業とデジタルコンテンツ事業に注力しており、世界初の磁石発電・磁気アシストを搭載した自家発電型スマートEバイク、自立型超電導発電機、自立型超電導モビリティなどの開発や、XR・映像・音楽等のコンテンツ制作を行っている。
慶應義塾大学経済学部卒業、ポイントパーク大学大学院にて経営学修士(MBA)取得。テクノロジーと国際政治経済の関係性と未来をテーマに修士論文「Cosmo Economix」を執筆以来、新エネルギー、XR、宇宙、AI、モビリティ等についての技術研究と事業開発に取り組んでいる。アートカンパニー、総合商社、地方自治体、NPO法人にて企画職に従事し、2018年Hello Space Co.を設立。2021年現在、新エネルギー事業とデジタルコンテンツ事業に注力しており、世界初の磁石発電・磁気アシストを搭載した自家発電型スマートEバイク、自立型超電導発電機、自立型超電導モビリティなどの開発や、XR・映像・音楽等のコンテンツ制作を行っている。
現在の仕事についた経緯
振り返ると、起業家になることを目指してアメリカに留学したのですが、大学院で指導教授だったCIA出身のディミトリ・クレニオ博士からテクノロジーと国際政治経済の関係性や、宇宙政治経済論について学んだことが新エネルギーなどの新技術の研究を始めるきっかけとなりました。
そして、東日本大震災で尋常でない体験をしたことで、化石燃料・原発に代わる新エネルギーの技術革新と社会実装を実現するために生涯を捧げる覚悟が固まりました。当時勤めていた会社を退職し、新エネルギー推進に積極的な熊本に移住して起業し、地域で一丸となって新エネルギーを社会実装していく道に人生を賭けてみました。
ここまで本当に苦労と失敗の連続ですが、幸運にも素晴らしいご縁がたくさんできまして、熊本の地場企業・自治体・アカデミア・金融機関・アクセラレーターなど多くの方々からご支援頂き、ようやく新エネルギーのシード技術が形になってきました。ご協力頂いている皆様には、本当に感謝しております。
そして、東日本大震災で尋常でない体験をしたことで、化石燃料・原発に代わる新エネルギーの技術革新と社会実装を実現するために生涯を捧げる覚悟が固まりました。当時勤めていた会社を退職し、新エネルギー推進に積極的な熊本に移住して起業し、地域で一丸となって新エネルギーを社会実装していく道に人生を賭けてみました。
ここまで本当に苦労と失敗の連続ですが、幸運にも素晴らしいご縁がたくさんできまして、熊本の地場企業・自治体・アカデミア・金融機関・アクセラレーターなど多くの方々からご支援頂き、ようやく新エネルギーのシード技術が形になってきました。ご協力頂いている皆様には、本当に感謝しております。
仕事へのこだわり
テクノロジーとクリエイティビティで未来社会の根本問題の解決につながるような仕事をすることにこだわっています。Hello Spaceでは、特に脱炭素社会の実現を阻んでいるエネルギー産業、モビリティ産業の技術革新に挑戦しています。エネルギー産業、モビリティ産業の技術は、第二次世界大戦後ほとんど進化していません。最近になって脱炭素化やSDGs等が重視されるようになって、ようやく新エネルギー技術が注目されるようになってきましたが、情報技術と比べるとその進化の差は天と地ほどかけ離れていますよね。
また、私の仕事のやり方のこだわりとしては、まずは偏見なしに全てを俎上に載せることです。テクノロジーと国際政治経済の関係と未来をテーマに修士論文を執筆してから、今でも新エネルギーとか宇宙とか最新のテクノロジーについて、好き勝手に色々と調べています。それこそ古今東西問わず軍事技術とかアカデミックな研究から、オカルト、SF、都市伝説まで。今の常識ではあり得ない、定説とは違うといった理由で可能性を排除しないようにしています。常識や定説が必ずしも正しいわけではありませんので。そして俎上に載せた様々な情報をあらゆる角度から吟味して仮説を立ててみます。仮説が完成したら、覚悟をもって仮説を実証します。仮説の検証にはお金も時間も労力もかかりますし、成功するかどうか分からないので、まさに博打です。つまらない仮説には張りません。地球社会を変えるインパクトのある技術にだけ賭けるようにしています。
仮説の実証が済んだ新技術は、社会実装に向けたフェーズへと進めるわけですが、これは自力だけに頼まず、様々な方々と連携しながら一緒に取り組むようにこだわっています。最近では、色々な企業からプロボノというプロフェッショナルなボランティアの方々にも参画して頂きながら、新規事業の企画開発に取り組んでおります。
また、私の仕事のやり方のこだわりとしては、まずは偏見なしに全てを俎上に載せることです。テクノロジーと国際政治経済の関係と未来をテーマに修士論文を執筆してから、今でも新エネルギーとか宇宙とか最新のテクノロジーについて、好き勝手に色々と調べています。それこそ古今東西問わず軍事技術とかアカデミックな研究から、オカルト、SF、都市伝説まで。今の常識ではあり得ない、定説とは違うといった理由で可能性を排除しないようにしています。常識や定説が必ずしも正しいわけではありませんので。そして俎上に載せた様々な情報をあらゆる角度から吟味して仮説を立ててみます。仮説が完成したら、覚悟をもって仮説を実証します。仮説の検証にはお金も時間も労力もかかりますし、成功するかどうか分からないので、まさに博打です。つまらない仮説には張りません。地球社会を変えるインパクトのある技術にだけ賭けるようにしています。
仮説の実証が済んだ新技術は、社会実装に向けたフェーズへと進めるわけですが、これは自力だけに頼まず、様々な方々と連携しながら一緒に取り組むようにこだわっています。最近では、色々な企業からプロボノというプロフェッショナルなボランティアの方々にも参画して頂きながら、新規事業の企画開発に取り組んでおります。
若者へのメッセージ
私自身まだまだ未熟で、挑戦の途中ですので、若い人たちにお伝えできるようなことはほとんどありません。
代わりに、京都大学発のEVベンチャーとして海外で上場を果たしたGLM創業者の小間先生から熊本大学のベンチャー企業論で学んで、実践していることをお伝えしたいと思います。
それは、「起業を決意したならば、事業計画を作るより先にまずは小さく会社を作ってみること」、そして「起業するなら大きなことに挑戦しよう」ということです。
会社を作ることは学生でも可能ですし、会社を作ることによって起業家としての覚悟が固まります。会社を維持するために、最低限の稼ぎがなければ税金も払えずに終わってしまうので、必死に売上を立てるように努力や工夫をするようになります。もし失敗しても再チャレンジできる土壌が日本にはあります。そして失敗も将来の成功の糧となりますので、若いうちに失敗を恐れずに大きなチャレンジをしてみることをお勧めします。
代わりに、京都大学発のEVベンチャーとして海外で上場を果たしたGLM創業者の小間先生から熊本大学のベンチャー企業論で学んで、実践していることをお伝えしたいと思います。
それは、「起業を決意したならば、事業計画を作るより先にまずは小さく会社を作ってみること」、そして「起業するなら大きなことに挑戦しよう」ということです。
会社を作ることは学生でも可能ですし、会社を作ることによって起業家としての覚悟が固まります。会社を維持するために、最低限の稼ぎがなければ税金も払えずに終わってしまうので、必死に売上を立てるように努力や工夫をするようになります。もし失敗しても再チャレンジできる土壌が日本にはあります。そして失敗も将来の成功の糧となりますので、若いうちに失敗を恐れずに大きなチャレンジをしてみることをお勧めします。