青木サービス 代表

入沢 勝

Masaru Irisawa

マイナスを考えすぎず、失敗を恐れずにまず行動

入沢 勝

略歴

10代から多種多様な何十種類の仕事を試みるものの、合う物、得意な物が良く見えないまま20代が過ぎ、古物、パソコン引き取り、転売等を始める。途中で遺品整理、不用品回収、産廃運搬業務等にシフト変更。現在に至る。

現在の仕事についた経緯

最初に始めたパソコン引き取り、物販買取、販売、転売等を続けていく中、多様な一般会社員、主婦等もネットオークションに参入して行き、中古販売市場が拡大して行きました。
逆にライバル増加による販売のしづらさ、特別ルート以外の仕入れにつらさを感じていた頃、産廃業務・不用品回収業務でとても景気の良い人物に出会いました。
ゴミや不用品、遺品整理は景気に捉われず常に排出され続ける物であり、こちらにシフトした方が安定した収入を得られると感じ、自己流にて許可の取り方、受け入れ先の開拓等を勉強していき、以前の仕事と並行して業務を行うようになりました。

仕事へのこだわり

数多い同業他社と差別化した作業を行い、違いをアピールして戦略を打たないと、仕事を途切れず受注していくのはとても難しい事である為、そこに1番の着眼点を置いています。
当初は自分の利益を圧倒的な優先順位に置いていた為、仕事の受注が思うように捗らなかったのですが、徐々に自分目線ではなく、発注側目線を意識するようになりました。常に客観視して、お客様に満足して頂けたかを作業後に考えて行動するようになりました。
また、他の会社が出来ない事、普通は断られるような作業を、「当社だから出来る」と言う部分・分野を常に広げて、それを日課の様に考えました。但しそこだけに注目すると利益が合わなくなることがある為、常にそのバランスを考えています。常連のお客様にも無理な事や承れない事は、はっきり明確に伝えないと、後でトラブルや取り返しの付かないミゾが生じる可能性があります。そのため、事前に、料金に見合わせた出来る範囲の作業をシュミレーションして、明確に相手に伝える事が最重要点であると認識し、行動しております。
また、必ずしも人間は、常に100%の行動は出来かねる場合もあり、満たない場合、落ち度が出た場合は後回しにせず、直ぐに話し合いや、明らかにこちらが悪い場合は謝罪等も時間を空けずに行う事が、最も修復が早いと考えております。そして、作業終了後や次の日でも構いませんが、相手に挨拶と感謝の気持ちを文面で伝えております。

若者へのメッセージ

私も、数限りなく後悔した行動をして生きてきましたが、「あの時チャレンジすれば良かった」という後悔は一生頭に残っております。但しチャレンジして駄目だった事、自分には才能が無かった物は割りとスッキリした物であり、年月が経てば良い思い出にもなったりします。家庭や守るものがあり、簡単にチャレンジ出来ない世の中ですが、他人に迷惑をかけない範囲のチャレンジや失敗は、「次はどうすれば良いか」、「もっといい方法があるか」等を考えることに繋がり、人を成長させると思うのです。
失敗した時は辛いですが、その後さらにベストな方法が意外に見つかる場合も多いので、失敗を恐れず、豊かな人生になる道を目指して頂ければと思います。