株式会社グラスファクトリー 常務取締役

乾 寛人

Hiroto Inui

迅速果断

乾 寛人

略歴

1986年大阪府出身。大学卒業後はアパレル業界に就職。販売員として経験を積んだ後、2015年に株式会社グラスファクトリーへ入社。『メガネで人々のライフスタイルをより豊かにする』をミッションに掲げ、そのミッションの実現の為に、世界最先端測定機器導入、オーダーメイドレンズ提案、オーダーメイドフレーム提案を実施。お客様へのよりパーソナルなご提案が出来るシステムの構築を続けている。

現在の仕事についた経緯

様々な業種の小売店の中で、最もライフスタイル提案が出来るのではないかと考えたからです。
「TPOに合わせたフレーム選定と同時に、レンズによる視界向上という生活水準を上げるお手伝いが出来る。」小売店全体が時代の流れでよりパーソナルなご提案が求められるようになる。その時にその要望に答え、自信を持って提案することが出来ると思い、現在の仕事に就く覚悟を決めました。
祖父は眼鏡レンズ工場、父が眼鏡小売店というメガネ家系に生まれ、幼い頃からメガネに触れる機会が多い家庭環境だったことも大きいのかもしれません。

仕事へのこだわり

良い意味でこだわりを持たないということです。昔に比べて市場のトレンドがとんでもないスピードで変化する今の時代に、そのスピードに適応出来ないことは物凄くアドバンテージになります。
その時々で最善だと思う選択を素早く行い、検証・改善を実施し、その選択が正解となるように行動しています。もし、その選択が間違いだと思えば素早く中止して、違う決断を行っています。
「意見がコロコロ変わる」と受け取られることもあるかと思いますが、考え方としては「変わる」というより「常に更新し成長している」と捉えています。私が何よりもこだわらないといけないのはお客様への価値提供であり、私のこだわりではないと思っています。ただ変わり続けることだけが進化ではないので、変える部分と変えない部分のバランスを見極めながら、これからも精進します。

若者へのメッセージ

何かを決断をする時に「A案100点」「B案0点」というような状況はほとんどありません。両方の案の10割を把握してからではなく、ある程度把握したら決断して行動し、行動していく中でその案の点数を自分で上げていく癖を付けることが出来るといいのかなと思います。
変に完璧主義になって行動できないよりも、若いうちはとにかく行動する量を上げて、どれだけ色んな事を経験出来るのかを考えて仕事に取り組むのがいいのではないでしょうか。