株式会社地域共創投資 代表取締役

安川武宏

Takehiro Yasukawa

Nothing happens until you take action

安川武宏

略歴

2015年、韓国の延世大学 経営学部を卒業後、双日株式会社に新卒で入社。投資マネジメント部にて、国内外の商業施設売買や投資プランニング、運営マネジメントに従事した後、経理サービス部にて連結決算業務(IFRS)、M&Aなどの事業投資サポートを行う。
2019年に早稲田大学 経営管理研究科(MBA)へ入学する傍ら、自身のファミリービジネスに入社し、事業承継。2021年に早稲田大学 経営管理研究科を首席で卒業した後、日本の事業承継問題を解決するため、株式会社地域共創投資を創業。

現在の仕事についた経緯

早稲田ビジネススクールでの仲間との出会い、自身の家業に入社してからの実体験、これら2つの経験が、今の会社を創業した私の決断に大きな影響を与えています。早稲田ビジネススクールで出会った家業の事業承継者仲間たちから様々な話を聞き、実際に私自身も家業に入社し、「日本の中小企業が長年作り上げてきたものの素晴らしさ」と、「こうすればもっと良くなるはずだ」という日本の中小企業が持つ可能性の大きさを強く感じることになりました。また、その過程で、大きな可能性を秘めた中小企業が、後継者不在という理由だけで廃業していくことに非常にもどかしさと危機感を覚えました。この問題を解決したいという思いから、今の会社を創業し、日々仕事に取り組んでおります。

仕事へのこだわり

私の仕事へのこだわりは、大きく3つあります。
①常にゴールを意識すること、②とにかく動き、動きながら考えること、③楽しく仕事することです。

常にゴールを意識することは、成果を上げる上で非常に重要だと思います。目標が明確でないと、今の自分の仕事が何のための仕事なのかが曖昧になってしまいます。海に行くのか山に行くのかで当然準備物も違うし、鍛えるべきスキルも違いますよね。目標が明確だと、目標達成に貢献するアクションだけをうまく選択できるようになりますし、今何のためのこの仕事をしているのかが明確になるので、モチベーション維持にも繋がると思います。

とにかく動き、動きながら考えることも、長い目で成果を上げる上では、知っておくべきマインドセットだと思います。私の経験上ですが、よく考えるけれども結局何も行動しない人って結構多いような気がします。もちろん何も考えないというのも問題なのですが、行動しないよりかは行動した人の方が当然成果はあがります。また、これも実体験から学んだことなのですが、何かを始める前にあれこれ考えても、実際始めてみると想定できなかったことはたくさん発生しますので、あまりそこに時間をかけるのは得策ではないです。80%のクオリティでもいいので、検討したらとにかく行動してみる、行動してみてわかった問題点を修正しまた行動してみる。この繰り返しで、人も会社も素早く成長していけますよね。

楽しく仕事することは、個人的には一番重要だと思ってます。シンプルに、一度しかない人生、楽しいことをして、ワクワクしながら生きた方が得ですよね。自分に合った仕事を見つけて、自分に合った働き方をしたら、仕事ってとても楽しいですよ。

若者へのメッセージ

挑戦すること。自己啓発本によく書いてあるようなことですが、わかっていても実践する人ってほんの一握りですよね。僕はまさに今挑戦している段階なので、「挑戦したら必ず成功する!」みたいな偉そうなこと言えませんが、現時点でも一つ言えるのが、挑戦ってプロセスの時点で十分人生を豊かにしてくれるんですよね。
挑戦しているこの瞬間って最高に充実してます。僕は今の会社を立ち上げて、自分の強みを活かしながら、仲間たちと協力し合って、共通の目標の達成に向かって突き進んでいる今この瞬間が楽しくてしょうがないです。もちろん、辛いこともたくさんありますけれども、それも帳消しにしてくれるくらい毎日ワクワクしながら生きることができています。

あとは、「挑戦無くして成功無し」ということですよね。挑戦したものが全員成功するわけではないですが、挑戦しない限り一生なにも得ることはありません。失敗しても若いうちはすぐに挽回できます。失敗が許される今のうちに、色々なことに挑戦して、色々な経験をしておくことは、若い人だけに許された特権のようなものです。
僕もまだまだ未熟者なので、これからも挑戦し続けていこうと思っています。一緒に頑張りましょう!