東京都出身。大手百貨店や飲食店など、多くの職種を渡り歩いたのち、22歳の時に業界最大手の探偵社に入社する。
現場での調査の他、WEB事業部、広報部などを経て、29歳の時に独立。
探偵社としてだけの経営に拘らず、セキュリティ対策やマーケティングリサーチなどの調査業全般を積極的に執り行う。
依頼人に医療関係や学校関係が多かったことから多くの相談が集まり、発達障害児や支援者向けのNPO法人を立ち上げ、社会貢献への取り組みも行っている。

小さい頃から、辞典や図鑑を見ることなど調べる事がとにかく好きでした。

調べることが好きだから、「調べることを仕事にしたい」という漠然な気持ちを持ったまま社会人となった際に、当時は調べることが専門の職業は少なかったです。

自分の一生の仕事に出来るものは何かと模索していた際に、とある探偵社代表が執筆した書籍を読み、自分もやってみたい！という気持ちになって、業界に飛び込みました。

その探偵社には7年在籍した後に独立して自分の会社を立ち上げます。独立してからは14年、探偵歴は20年目となりました。

事実は小説より奇なりとは言いますが、本当に全ての調査にドラマを感じます。毎日が最終回と思えるような山場の連続を味わうと、自分の一生の仕事として選んで良かったと思います。

探偵と言うと浮気や不倫に対しての調査をするというイメージが有りますが、実際は依頼人の「悩みごと」や「知りたい」という依頼に対しての業務なので、行うことは多岐に渡ります。

そして、だいたいにおいて、その調査結果が依頼人のこれからの人生や選択を変えてしまうことが多いのです。
遣り甲斐が有ると同時に、何一つとして手を抜けない仕事です。他人の人生に深く影響を与える仕事は世の中にそう多くは有りません。

依頼人に取っては、自分が抱えている重大な悩み事を解決出来るかどうかの瀬戸際です。そんな重要局面を相談するのですから、相談を受ける私は常に誰にでも胸を張っていられる自分でなくてはならない。

特に弊社はセキュリティ対策を強く打ち出している事も有り、個人よりも圧倒的に法人からのリピーターが多いです。

また、弁護士・医師などと仕事をする事も多いので、「この人に相談して大丈夫かな？」と不安を与えるわけにもいきません。

自分がそういった仕事のプロとして、一つの法人の代表者としての世間と向き合うためには、一生涯、あらゆる事を学び続けて吸収して行かなければならないと感じています。