株式会社リアルクロス 代表取締役社長

山口義徳

Yoshinori Yamaguchi

やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。

山口義徳

略歴

1972年、大阪市浪速区出身。広告代理店、インターネットメディア企業を経て、2016年4月東京にて株式会社リアルクロス設立、代表取締役に就任。
2017年1月、東京にて株式会社リアルクロスの子会社として株式会社ラックルを設立、代表取締役社長に就任し現在に至る。現在は2社のITベンチャーを経営。
株式会社リアルクロスは「大物芸能人を起用したキャスティング」、「プロレス×企業コラボの企画・運営」、「他社とは違うバズるネットマーケティング」など幅広いビジネスモデルを展開している。

◎ソフトバンクアカデミア外部1期生
◎野田一夫政経塾1期生

【著書】
『面白いほど仕事がうまくいくウラ技手帳術』

現在の仕事についた経緯

前職でネットメディアの会社をハローワークから紹介され、入社3年8ヵ月で代表取締役社長に就任しました。
就任1期目で売り上げ売上2.5倍・利益3倍を達成し、その後約10年で就任当初の売上げ5倍を達成したのを機に、心機一転、独立して自分の力を試そうと思い、株式会社リアルクロスを設立しました。

仕事へのこだわり

新人時代と今では全く仕事へのスタンスは違います。
新人時代はいかに効率よく業務を済ませ、自宅に帰ってゲームしたり友人と会ったりするか、そんなことばかり考えていました。そのおかげか新人時代から割と要領よく業務をこなすことが出来ていたので、社会人もそんなに大変じゃないなと思いながら過ごしていましたが、30歳を過ぎてからIT業界に転職したのを機に仕事のスイッチが切り替わりました。

前職では自分より年下の社員が多く、社会人経験が乏しいスタッフが試行錯誤していました。
そんな中、転職3日目で会議中に「このやり方はあまり効率的ではないので、こうしませんか?」と意見したのがキッカケで、言った自分がやらないと前に進まないし、周りに示しがつかないと思い、山本五十六の言葉「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。」を実践する事にしました。

そうこうしている内に業務効率や、営業成績、社員の士気も上がり、いつのまにかリーダー的なポジションを形成し、成果も社内評価も上がり入社3年8ヵ月で代表取締役社長に抜擢されました。

若者へのメッセージ

社会に出ると色んな仕事があります。
今の自分で満足していれば問題ありませんが、日常で「これ、ちょっと違うな?」と感じることが多くなれば、それは自分が自分にメッセージを送っているのだと思います。
なので大企業でも中小企業でも、仕事で違和感を感じたなら、何かを変える必要があります。
上司や同僚や友人などに相談するもよし、嫌なら転職するもよし、まずは自分の人生を大事に。
そして頑張れる環境や、楽しめる職場がきっとどこかにあると思います。
時には我慢する事も必要ですが、どこまで我慢してもやりきれなければ早めに転職して新たなスタートをすればいいと思います。
またこれから就職する人も大企業にこだわらず、興味のある分野は積極的に話を聞いてみればいいと思います。