アースセキュリティ株式会社 代表取締役

渡部雅史

Masanori Watanabe

努力する人は希望を語り、怠ける人は不満を語る。

渡部雅史

略歴

1987年生まれ。専門学校卒業後、通信事業会社にて営業職に就く。
その後、21歳の時にアースセキュリティ株式会社の創設初期に役員として入社。
以降、現場経験を積み、会社経営を学び、2010年に代表取締役に就任。現在は警備業界の改革のため、様々な取り組みを行っている。

現在の仕事についた経緯

私は自分が特別な能力や才能を持った人間だとは思ったことはありませんでした。
そんな私を必要としていただき、ヘッドハンティングを受けたことで当社に入社を決めましたが、出来たての会社で特に顧客がいるわけでも無かったので不安もありました。しかし、当時若かった自分は、人に必要とされて非常に嬉しかったのを覚えています。
やるなら全力でやろうと思い、当初から役員として入社してやっていく覚悟を決めて、あとはがむしゃらに頑張ってきた結果が今出ているのだと思います。
警備業界は高齢化が進んでいるため、若い私が警備業界で活躍することで、警備員の仕事が評価され、若い人でも働きたいと思える職業にする事が私の役目だと思っています。

仕事へのこだわり

絶対に自分(自社)だけが良ければいいという考えを持たないこと。
取引先との関係だけではなく、従業員にも“当社で働いていて良かった”と思ってもらえるような、環境整備に力を入れています。
まずは他社に比べて高い給料水準や福利厚生の充実など、一番大事な基本的なところをしっかりと作っています。その甲斐もあって、今年の3月には健康経営優良法人の認定を受けることが出来ました。
警備業界は長く同業他社によるダンピングで負のスパイラルに陥っていました。
そこで適正な価格で勝負出来るように、他社にはないサービス等で付加価値を上げるだけではなく、安易に値段を下げれない理由を取引先にきちんと説明出来るようにしています。

若者へのメッセージ

学生時代に講師の先生に、「クリエイターを目指す人が、人と同じように友達と遊んだり、テレビを見たりしていたら、平凡なものしか生み出せない。なんでもいいから人とは違うことをしなさい。」と言われた時にドキッとしました。当時は友達と遊んでいたり、バイトをしたりと、普通のことしかしていませんでした。
この言葉をきっかけに、クリエイターとして生きていくことは諦めましたが、人生の教訓となっています。
人と違うことをするには勇気が要りますが、踏み出せば無限のチャンスが広がっています。
そのチャンスをモノにする為にも、たくさんの失敗の経験を積んで下さい。
その失敗を恐れずに挑戦し、努力し続けられる人のもとへ、チャンスが訪れると思います。