株式会社ベイシティ/有限会社上野タタミ店不動産事業部アピアホーム代表取締役

上野 正寛

Masahiro Ueno

素直に・正直に

上野 正寛

略歴

1991年に広島県で生まれる。広島Law&Business専門学校を卒業後、株式会社BJCに入社。3年程不動産業を経験した後に、家業の有限会社上野タタミ店を継ぎ更なる飛躍を目指すべく不動産事業部アピアホームを立ち上げ更に2年後、株式会社ベイシティを設立し現在に至る。

現在の仕事についた経緯

1965年に上野タタミ店を創業した祖父の一言がきっかけです。祖父が亡くなる前にこれからは不動産の時代になる、畳屋だけではこれからは厳しくなるから不動産屋もやりなさいと言われたのを今でもよく覚えています。それまでは高校を出たら大学野球をするか、そのままタタミ店を継ぐ予定でしたが、祖父の遺言に導かれるように高校卒業後法律関係の専門学校に入学、卒業後不動産会社に就職、3年ほど経験を積み2015年に有限会社上野タタミ店不動産事業部アピアホームを立ち上げ、2017年には、より円滑に不動産業が手掛けられるように株式会社ベイシティを設立しました。

仕事へのこだわり

私の仕事へのこだわりは、お客様の想いをかたちにすることです。決まった予算でできる限り理想を現実にできるよう日々試行錯誤し喜びを届けられる仕事を心掛けています。その他に色々な理由で不動産を売却したいお客様にも最適なご提案をさせて頂いております。
例えば、相続人がいないので早めに家を売っておきたい、でも売ってしまうと引越しをしないといけないから困っているといったケースがあります。そんな時には当社で買取させていただきそのまま元のオーナー様に賃貸として住んでもらい、もしも施設に入ってしまったり、やむを得ない事情により解約をしないといけない場合でもお部屋はそのままの状態で解約できるような契約内容になっています。そしてそれはものだけではなく、動物等生き物も対象です。そのようなケースだけのためではないですが、現在動物保護を目的としたNPO法人の設立を進めております。命あるものを放っておく訳には行きませんし、保健所に連れていき貰い手がない場合のことを考えると、心が痛みます。
自分で言うのもなんですが、私は度々「人が良すぎると損をするよ」と言われながら生きてきました。
自らの経験を思い返してみても、確かにその言葉は否定できませんが、何に対しても損得ではなく自らの行いはいつか違うかたちで自分に返ってくるという信念のもとに行動し続け、いまではありがたいことにお取引させて頂いたお客様からの紹介がよくあります。
お客様へ円滑なより良いサービスを提供できるよう、設立当時からの目標である1社で全てが解決できるようにグループ化を目指しています。エニシアグループは年々順調に整って行っていますが、もっともっとお客様に喜んで頂けるようなエニシアグループにしていきたいです。

若者へのメッセージ

これから就職する人、現在仕事をしている人、みんな最初はわからないことばかりです。わからないことをそのまま放っておくのではなく、なんでも聞いてやってみることが1番です。若いうちにしっかり恥をかいたり、言い方は悪いですが、バカにされたりしてください。歳をとるごとにどんどん分からないことを聞ける機会は無くなっていきます。私は現在29歳ですが、分からないことがまだまだあります。分からない時は、お客様や取引先、社員に対しても教えてもらうことがあります。分からないことを分かったふりをしたり、先延ばしにしたりすることで、成長しないのはもちろん、信用を無くす可能性もあります。「分からない」その瞬間に素直に聞くのは最初は勇気がいりますが、先延ばしにして聞くことはもっと勇気がいります。その瞬間に聞ければ◎、後から聞けても○、とにかく放っておかないことが1番です。若いうちに色々な経験をして下さい。失敗することもあります。失敗しても早く正直に言えばなんとかなることがほとんどです。とにかく攻めの姿勢で行動してみること、結果は徐々についていきます。最後に、自分の数年先のビジョンが見えるようになった時、仕事にもっと楽しくやりがいを持って取り組めるようになります。若い世代でこれからの日本を盛り上げていきましょう。