株式会社PR NET 代表取締役

上村菜穂

Naho Uemura

一度目は運、二度目は努力、三度目の成功は実力

上村菜穂

略歴

神奈川大学大学院、工学研究科を中退し、個人事業主のライターとしてキャリアをスタート。
14歳でメールマガジンの読者を8ヶ月で20,000人(当時、歴代最年少記録)を集める。日刊現代『コクハク』、サイバーエージェント『by.S』、ネオキャリア『起業サプリジャーナル』等で執筆。
後に女性集客講師になり、大学・大手企業・公益財団法人など全国4,300名以上の前で講演・登壇。
広告費をコストカットして理想のお客様が集まるSNSになったと好評を得ている。

現在の仕事についた経緯

大学受験で大失敗を経験し、就職するときは自分の好きなことを仕事にしたい!と思い、高校を卒業しました。

そうして約5年を経て、ライターとして好きなことを仕事にできたので、女子大生へ人生設計女子会というものを開催し、目標を叶えるプランニングの女子会を行いました。
この企画は定員5名が10週連続で満席になったり、50名規模のイベントを開催したりと多くの学生さんが参加してくれたことにより、
「あの集客はどのようにやっているの?」とご相談いただくことが増えました。

〝文章〟を新しい形で提供できることの可能性を魅力に感じ、集客講師になりました。

そして今年の3月に株式会社PR NETを創設し、女性集客や女性向けのPRの講演・登壇・コンサルティングをメインで行っています。

仕事へのこだわり

「相手の120%の満足度は何か?」を考えることです。
想像を巡らせても、お客様が望んでいることに考えが及ばないことがまだまだあります。

だからこそ、お客様のご状況やお気持ちをイメージして、発している言葉と行動から「本当に望んでいることはなんだろう?」と考えています。

例えばライターの駆け出しの時にいただいたお仕事で
「女子大生に人気のものは?」
というテーマで記事の依頼を受けたので、自分の主観ではなく、メディアの方向性と合う友人たち数人から意見を集め、記事にまとめました。

ご依頼主の方は「期日までに目的に合った記事の納品があれば」と思っていたようですが、予想以上の仕上がりで、すごく喜んでくださったのです。そうして他のお仕事もご紹介してくれました。

目の前の数字に囚われて、楽をしようと思ったら、その時は一瞬得をするかもしれません。けれど、長期的に考えたときに、相手の方が喜んでくれることを行った方が、お金では買えない信頼をいただけるのだと学ばせていただきました。

気持ちを察しようと心がけても、その予想が外れて空回りをしてしまうこともありました。
でも「相手の120%の満足度は何か?」を意識して行動し続ければ、届くべき人に必ず届きます。言葉として上手く表現できないことを引き出せたときは、先回りの行動やアイディアに喜んでいただけることに喜びを感じています。

集客講師、集客コンサルティングのお仕事をしている同業者の方はたくさんいますが、机上の空論や小手先のテクニックではなく、
①私自身も実践し、結果の出たもの
②トレンドのテクニックを入れつつも、一生もののPR スキル
これらを提供することに勤しんでいます。

若者へのメッセージ

どのようなことでも継続をしないことには実を結ばないと思います。

継続をする上でのモチベーションを考えたときに、私は大きく3つのパターンだと考えています。

一つは感謝。二つ目は悔しさ。三つ目は楽しさです。
それぞれこの割合は違うはずですが、自分が継続できたことは、どんな気持ちが大きく自分を支えていたのか、エピソードを考えてみてはいかがでしょうか?

例えば私は幼い頃に体が弱く、3歳と5歳で2度の入院をしました。
小学生の頃に母に
「菜穂は今の時代の日本に生まれてきてよかったね。時代が違ったり、国が違ったら、生きていられなかったかもしれないよ。」
と何度か言われて育ちました。だからこそ、ないものではなく、あるものに感謝をして過ごせてこれました。

また、悔しさは18〜24歳まで努力をしても、結果として実らず、3つの環境でビリを経験しました。その一つの大学時代の陸上競技部では、ビリの中でも圧倒的なビリの日々。
大学生に決して戻りたくありませんが、そんな時代もあったから少し落ち込んでも「今辛いのは心だけで体は大丈夫!ということは昔の自分より50%しか辛くない」と進んできて、決めたことの継続をすることができました。

自分の中の感謝・悔しさ・楽しさを大切に、今できることを継続して、3回以上は同じことで成功しましょう!