株式会社4U 代表取締役

上田雅人

Masato Ueda

他力を使う

上田雅人

現在の仕事についた経緯

元々山登りが好きで、趣味でロッククライミングなどをしていて、ロープは趣味でやっていました。
本業は登山ガイド、副業で窓ガラスを拭くアルバイトをしていて、結婚して子供ができたことをきっかけに、副業でやっていたロープの仕事の方を本業にして独立をしました。
最初の6年くらいは個人事業で行っており、その間にロープの窓拭きだけでなく、塗装、防水、外壁の補修工事を様々なところで教えていただいて覚えました。その後、2016年にロープで外壁工事をする株式会社4Uを立ち上げました。

仕事へのこだわりと目標

まだロープ業界自体、あまり建設業の中でも知られていない存在ですし、世の中にはあまり認知されてない職業ですから、まずそこをいかに知ってもらえるかというところが今一番大事かなと思っております。
例えばロープの仕事は、考え方によっては、足場で行っている仕事を奪ってしまうということになります。そのため、「足場が解決できないものをロープで解決する」というような、新しいサービスとしての打ち出しがとても大事です。「足場ができないことや今まで諦めていたことが、ロープでできるようになる」というようなコンセプトが重要だと思っております。

現在、日本全国にメンバーがいるロープワーカーズコミュニティに2年くらい取り組んでおります。自社のロープアクセス事業の発展というのは勿論大事ですが、やはり業界全体の底上げをしていくことの方が、自分達の事業も必然的に伸びていくと思っています。
この業界や職業を知ってもらいたいですし、若い方にも入ってきていただきたいです。そして、皆が憧れるような職業にしたいです。そういった理念を元に、このコミュニティに取り組んでおります。これからもコミュニティをどんどん盛り上げていきたいです。

若者へのメッセージ

現在、建設業の職人というのは、若い人からあまり憧れがないような職業になりつつあります。建設業の職人というのは日本独自の技術を持った方も多いですし、それは世界に誇れるものです。是非そこに価値があることを知っていただきたいです。
さらに、ロープアクセスという、世界で通用する技術を組み合わせることで、オンリーワンの技術者になれるのが我々の世界だと思っています。
是非、人と違うことがやりたい、世界に通用する技術を持ちたい、腕に職を持ちたいという方は、この業界でお待ちしております。