有限会社 Kailani Shonan 代表取締役

柄本昌彦

Masahiko Tsukamoto

自分の五感を大切に

柄本昌彦

略歴

高校を卒業して清水建設に建築事務現業員として入社。3年働いた後、柴田工業(防水工事)で働く。
29歳でカイ工業(防水工事)を起業。

現在の仕事についた経緯

1993年に200棟ほどの現場の収支・段取りの全ての業務を一括するシステムを考え、運用を開始したのが、物件総合管理システム『New Wave』です。2020年に大幅に刷新し、『AT』Artifex Twinと名称変更をしました。
各機能はさらに使いやすくなり、テレワーク、働き方改革、一人KYなどの安全対策、チャット機能などを追加し、今の時代に対応できる工事物件管理システムに生まれ変わりました。
しかし、建設業界でこのまま世の中に従って下請けをやっていたら、働き方改革によって職人の賃金が下がってしまいます。週休2日制になり、就業日数が減り、一生デジタルの首輪に繋がれ、中途半端な扱いになります。その前に、職人自らATを使い、世の中に発信して存在感を示すことが重要だと思います。
ATで繋がった様々な業者をコンバージョンすることにより、様々なメーカーにデータを提供することをミッションとしています。

仕事へのこだわり

①鷹の目をもつ。
鳥になり、高い位置から下を見て、全体像を把握することから始めます。

②アリの目をもつ。
低い位置で、上からは見えなかったことが見えてくるようになります。ターゲットを絞り、深くを心掛けます。

③スピード感が大切。チャンスを逃さないように。

以上の3つがこだわりです。

若者へのメッセージ

知識、技術も大事ですが、自分の五感を大切にしてほしいです。
また、「できない」と言わないようにしましょう。できないと言った時点で、それは「できないこと」になってしまいます。
やったことがないことに挑戦する時、人は不安な要素ばかり考えてしまいますが、失敗してもいいからとにかくやってみることが大切です。とにかく前に進みましょう。そのときに、違う面がみえてくるはずです。やらないことには、何も始まりません。