合同会社エックスワイ 代表取締役
富田祥文
Yoshifumi Tomita現在の仕事についた経緯
大学で経済学を学んだことから、銀行員として働いていました。
上司の言ったことになかなか納得いかず、サラリーマンの世界に馴染めなかったんです。それなりに出世はしたのですが、違うな…と思っていました。
そんな時、あるプロジェクトメンバーに選出され公務員の方とお仕事する機会がありました。公務員の定時で帰る働き方を見て、とても羨ましく思い、それで独立を考えるようになったんです。
私は親に言われるまま中学受験をしました。それまでは勉強中心でしたが中高時代に勉強以外のこともやり始めると、全国でもトップクラスだった成績が落ちていきました。そこで自分は天才ではなく努力家なんだと気づいたんです。親はすごく私に期待していましたね。
そのような経験もあり、考えたのは、「受験勉強と自分のしたいことの狭間でどうするか」ということ。お母さんたちは「人の気持ちがわかる子に育ってほしい」と言う反面、「勉強はできてほしい」とも思っているんですよね。
私は受験も経験しているし、女性と話すのが得意。
そこで「自分のやりたい事とやりたいことの間をどうにかしてあげたい」「お母さんの悩みや本音と建前を聞いてあげることができれば」と思い、塾をオープンしました。
黒板を使った一般的な塾を経営していましたが、現在は形態を変更。
授業の時間が決まっているわけではなく、指定席を設けて、いつでも好きな時に来れる新しいシステムの塾を運営しています。
上司の言ったことになかなか納得いかず、サラリーマンの世界に馴染めなかったんです。それなりに出世はしたのですが、違うな…と思っていました。
そんな時、あるプロジェクトメンバーに選出され公務員の方とお仕事する機会がありました。公務員の定時で帰る働き方を見て、とても羨ましく思い、それで独立を考えるようになったんです。
私は親に言われるまま中学受験をしました。それまでは勉強中心でしたが中高時代に勉強以外のこともやり始めると、全国でもトップクラスだった成績が落ちていきました。そこで自分は天才ではなく努力家なんだと気づいたんです。親はすごく私に期待していましたね。
そのような経験もあり、考えたのは、「受験勉強と自分のしたいことの狭間でどうするか」ということ。お母さんたちは「人の気持ちがわかる子に育ってほしい」と言う反面、「勉強はできてほしい」とも思っているんですよね。
私は受験も経験しているし、女性と話すのが得意。
そこで「自分のやりたい事とやりたいことの間をどうにかしてあげたい」「お母さんの悩みや本音と建前を聞いてあげることができれば」と思い、塾をオープンしました。
黒板を使った一般的な塾を経営していましたが、現在は形態を変更。
授業の時間が決まっているわけではなく、指定席を設けて、いつでも好きな時に来れる新しいシステムの塾を運営しています。
仕事へのこだわりと目標
子供たちの引き出しを開けて、自信を与えてあげることを大切にしています。
私は中学受験もしていますし、中学3年間の問題であれば解けないものはありません。
でも難しいものはあるんです。問題に悩む姿も生徒たちは見ています。
実は先生として一番まずいのは、問題を予習してきて今日はここからここまでと範囲を決める…そして生徒がわからないものには1秒で答えを出す、と言うこと。
これでは生徒が「自分はダメなんだ」と思ってしまうんですよね。
自分が悩む姿を見せると「先生が悩むんだから自分ができなくても当たり前なんだ」「先生ができないなら、自分はもっと上の大学を目指せるかも」と自信になるんです。
そして各生徒、何が得意なのか見つけて引き出しを開けてあげれば「こんなことができるんだ!」とそれも自信に繋がり能力になります。
またお母さんたちには、お母さんにしかできないことをしていただくことも塾としてのこだわりです。勉強は専門家が教えればいいですからね。例えば女の子であれば一緒にファッションを楽しむなど、私ではできない関係性を築いてもらうようにしています。
子供たちって本当に能力が高いんです。
中1の終わり頃に入塾してきた、勉強だけでなく日本語もままならない生徒がいました。
ある時その子がクリップで東京タワーを作っていたんです。それがすごかったので、「理系の高校に入って自動車を作らないか?それでその車を先生にプレゼントしてくれよ」と話しました。するとやるべきことに対しての勉強を始め、数学を筆頭に中2の秋には高3までのレベルで解けないものはないほど成長していました。
真面目に勉強したことで、日本語力も上がっていきました。すると高校在学中に教授や博士が参加する数学の論文大会で、大賞を受賞したんです。
これは引き出しを開けたことで、才能・可能性が開花したのだと思います。
このように勉強だけではなく、いろいろな可能性を見つけてあげられる塾にしていきたいですね。
私は中学受験もしていますし、中学3年間の問題であれば解けないものはありません。
でも難しいものはあるんです。問題に悩む姿も生徒たちは見ています。
実は先生として一番まずいのは、問題を予習してきて今日はここからここまでと範囲を決める…そして生徒がわからないものには1秒で答えを出す、と言うこと。
これでは生徒が「自分はダメなんだ」と思ってしまうんですよね。
自分が悩む姿を見せると「先生が悩むんだから自分ができなくても当たり前なんだ」「先生ができないなら、自分はもっと上の大学を目指せるかも」と自信になるんです。
そして各生徒、何が得意なのか見つけて引き出しを開けてあげれば「こんなことができるんだ!」とそれも自信に繋がり能力になります。
またお母さんたちには、お母さんにしかできないことをしていただくことも塾としてのこだわりです。勉強は専門家が教えればいいですからね。例えば女の子であれば一緒にファッションを楽しむなど、私ではできない関係性を築いてもらうようにしています。
子供たちって本当に能力が高いんです。
中1の終わり頃に入塾してきた、勉強だけでなく日本語もままならない生徒がいました。
ある時その子がクリップで東京タワーを作っていたんです。それがすごかったので、「理系の高校に入って自動車を作らないか?それでその車を先生にプレゼントしてくれよ」と話しました。するとやるべきことに対しての勉強を始め、数学を筆頭に中2の秋には高3までのレベルで解けないものはないほど成長していました。
真面目に勉強したことで、日本語力も上がっていきました。すると高校在学中に教授や博士が参加する数学の論文大会で、大賞を受賞したんです。
これは引き出しを開けたことで、才能・可能性が開花したのだと思います。
このように勉強だけではなく、いろいろな可能性を見つけてあげられる塾にしていきたいですね。
若者へのメッセージ
若い方に言いたいのは「今、本当にこうなりたいと思うものになっているよ」と言うこと。
例えば「プロ野球選手になりたかった」として、本当に心の底からなりたいと思ったか、そのためにどれだけの努力をしたのか。有名選手とは努力が違いますよね。
「野球選手になりたかったのに、親に言われたから受験して中途半端な学校に入り、今楽しくない人生を送っている」のであれば、自分のやりたいことに本気で向き合ってなかったということ。
もし自分のことを本当に思い描く人生があるなら、それに向かって命懸けで努力してほしいです。そうすればなりたいものに絶対なれるんです。
何十歳になっても始められます。私も塾をこの形式に変えたのは、若くない時。
本気でやりたいと思えば、努力すれば何歳からでもできるんです。ぜひ自分のこと人生を卑下せずに、本気で思い、やりましょう。
例えば「プロ野球選手になりたかった」として、本当に心の底からなりたいと思ったか、そのためにどれだけの努力をしたのか。有名選手とは努力が違いますよね。
「野球選手になりたかったのに、親に言われたから受験して中途半端な学校に入り、今楽しくない人生を送っている」のであれば、自分のやりたいことに本気で向き合ってなかったということ。
もし自分のことを本当に思い描く人生があるなら、それに向かって命懸けで努力してほしいです。そうすればなりたいものに絶対なれるんです。
何十歳になっても始められます。私も塾をこの形式に変えたのは、若くない時。
本気でやりたいと思えば、努力すれば何歳からでもできるんです。ぜひ自分のこと人生を卑下せずに、本気で思い、やりましょう。