株式会社リアン代表取締役社長

照井貴之

Takayuki Terui

因果応報

照井貴之

略歴

高校中退後、1人旅を兼ね九州大分県へ。派遣会社に登録し、派遣社員として約1年間工場勤務。その後、愛知県へ転勤し1年程派遣社員として勤務した後、派遣会社の営業として正社員となる。30歳で支店長となり、35歳で現在の株式会社リアンに転職。37歳で取締役就任。40歳で代表取締役社長に就任。現在に至る。

現在の仕事についた経緯

私は「学なし」「コネなし」「金なし」の三拍子が揃っています。高校中退後、いくつかの会社に応募しましたが、採用してくれる会社はありませんでした。そんな人間が、小さな頃からの夢であった「社長になる」には、唯一採用してくれた人材派遣の会社で、まずは実績と経験を積むしかないと考えていて、決して目の前の仕事から逃げずに、ただ一生懸命にひたすら向き合って来ました。その後、たくさんの周囲の方々に恵まれ、現在のポジションで仕事をさせて頂いております。

仕事へのこだわり

サラリーマン時代から、何か問題にぶつかった時には、常に「自分が経営者の立場だったら?」という観点から、物事を考える癖をつけていました。その考え方が、自分を成長させてくれたと考えています。
また、「聞くは一時の恥。聞かぬは一生の恥」ということわざがありますが、私はわからない事は誰にでも聞きます。自分が理解できるまで調べます。そういった姿勢も、成長の一端を担ってくれた筈です。
有名な経営者の方が「会社というのはトップの器以上にはならない」と仰られています。常に昨日より今日、今日より明日の自分が成長し続けなければ、会社の発展はあり得ないのだと自らを律し、日々学びを実践しております。
最後に、最大の敵は己自身であるという点ですね。「驕り」「怠慢」等、謙虚さをいつまでも忘れずにいたいと考えています。

若者へのメッセージ

自分の可能性を信じて欲しいと思います。過去の自分が、現在の自分をつくり、現在の自分が未来の自分をつくるのです。努力せずに夢を掴んだ人はいませんが、夢を掴んだ人は皆、努力しているのです。
自分が将来どうなりたいのかを決めたなら、失敗を恐れず一心不乱にチャレンジして欲しいですね。そして、1人でも多くの人が夢を実現させられたら何よりです。たとえ失敗したとしても、何度でもやり直しはできますから。