株式会社アルバトロス 代表取締役

谷本慎二

Shinji Tanimoto

noblesse oblige

谷本慎二

略歴

神戸学院大学卒業。
東証一部上場企業に入社し、接客サービス業に従事する。
翌年店長昇格後、入社5年でエリアマネージャー昇格。首都圏を中心に新店舗の立ち上げ責任者を6店舗経験。勤続約10年を経て退社。
半年間の自己啓発・準備期間の後、株式会社アルバトロスを設立。事業として退職代行モームリを運営。

現在の仕事についた経緯

前職の東証一部上場企業に務めている際に、中間管理職であるしがらみや大手企業である事での制限を多く感じました。企業に勤めている安心感はあるものの、自分のやりたいことが出来ない葛藤や自分の考えをそのまま営業に移すことができない歯がゆさを抱え、それでも安定からの脱却をする事が出来ず、約10年間同じ会社に勤めることとなりました。

もちろん尊敬する上司・同じ志をもつ同僚・慕ってくれる部下の支えも有り、社会人として営業を一から教育してくださった会社には感謝しかありませんが、自分の力を試してみたいという想いからゼロからの起業にチャレンジしてみようと思いました。
そして会社を自ら起業し、現在の事業をスタートさせました。

仕事へのこだわり

私が一番仕事で重要だと感じることは【楽しく働くこと・結果を出すこと】です。

楽しく働きたいという想いは誰もが一番に考えることだと思います。
しかし労務環境・会社からの評価・給与面・人間関係・仕事内容、働く上で大変な事は多々あり、中々仕事が楽しいと感じる方は少ないと思います。
だからこそ苦しく辛い環境を乗り越える仲間を大切にして、大変な仕事に共に立ち向かっていく事が重要だと感じます。
また、楽しくなければ革新的な考えは生まれませんし、最高のパフォーマンスで仕事に取り組むことは出来ません。そもそも今の会社で頑張ろうという想いも無くなってしまいます。

もちろん楽しく働くだけでは、会社は成り立ちません。
結果・成果にこだわって利益を生まなければ会社は倒産してしまいます。私は会社員になるまでは、『仕事=お金を稼ぐ為の手段』という風に考えていましたが、働いていくにつれて、『仕事=自分の評価・価値』という認識に変わってきました。
自分が成果や結果を出せば出すほど、周りからの評価は高まり、職責が上がればみんなに認められ、社会的な価値が上がります。そこから結果的に仕事へのやりがいにもなります。その仕事へのやりがいを持つことにより、責任感は生まれ、結果を追求しようという考えになりました。

楽しく働く為には結果が必要だし、結果を捻出する為には楽しいというモチベーションが無ければ結果は出ません。この切っても切り離せない、コインの表裏のような2つの事に拘って、今までもそしてこれからも仕事に奮闘していきたいと思っております。

若者へのメッセージ

『出来ないことは無い』という事をお伝えしたいです。
私自身も営業の経験はあったものの、会社経営や運営の知識は全くありませんでした。
しかし、色々な想いを抱えている内に『挑戦したい』という気持ちが大きくなり、実際に起業する事ができました。もちろん不安やわからないことだらけでしたが、友人へ聞いたり、ネットで調べたりすることにより、2週間で会社を作り、1ヶ月で事業を始めることが出来ました。

要は全くの知識と経験が無くとも、本当にやりたいことは、本気で取り組むことによって、実現できないことは無いという事を強く感じました。
今の世の中、お金を掛けなくてもネットでなんでも調べることは出来るし、YouTubeで動画付きでその詳細を学ぶことは出来ます。

やりたいという気持ちとそれを実行に移す行動力さえあれば、実現できるという事を身をもって体現できたので、特に私より若い方々にはまだまだ選択肢も多くあるので、少しでもやってみたいということやアイデアがある方は、何でも良いので、ぜひ行動に移してみては!?と思います。