株式会社EICRIT 代表取締役

田中優輝

Yuki Tanaka

継続は力なり

田中優輝

略歴

東京理科大学大学院 電気工学専攻 修了。
新卒で金融系システム会社に入社。同社で約2年半のシステム開発業務に従事し、2019年にコンサルティングファームに転職。某大手保険会社の事業戦略策定やシステム導入支援業務を経て、現職。
現職ではEC業界に精通し、自社製品の販売を手掛けている。ブランド創設から1年足らずで累計販売個数20万個を誇る、MyComfort(マイコンフォート)製品を主軸に数々の人気商品を打ち出している。

現在の仕事についた経緯

元々、“自分で何かやりたい” という漠然とした思いが大学時代からありました。
とはいえ、何をしたらいいかわからず・・そんな中、大学時代にバイト先で知り合った友人とご飯に行く機会があり、その時に “一緒に何かしよう” となったのが、現在の仕事についた経緯だと思います。

現在、彼と一緒に仕事はしていませんが、当初はフィリピンでCtoCビジネスの立ち上げを検討していました。結局、試行錯誤したものの、マネタイズに至らず、方向性の違いで解散となってしまいました。

ただ、大学時代に漠然と思っていた “自分で何かやりたい” という熱が再熱していたので、サラリーマンとして働く傍ら、粛々と事業のネタを漁っていました。

事業のネタを漁っている中、常に念頭に置いていたことは “再現性が高いビジネス” を手掛けることでした。
「再現性が高いビジネス = 誰にでも容易にできてしまうビジネス」と捉えられてしまうかもしれませんが、スモールスタートにおいて、再現性の高いビジネスを手掛けることは事業リスクを低減させられる大きな要因であり、規模拡大を行なう上でも重要だと考えております。

現在は変化の激しいEC業界であってもその “再現性の高さ” を活かしながら、弊社独自のオリジナリティ要素も十分に加え、自社製品の販売を手掛けております。

仕事へのこだわり

1.「誰よりも楽しんで仕事をすること」
楽しんで仕事をすることこそ成果を上げる上で最も重要と思っています。
この仕事に就く前は正直、「仕事めんどくさいなぁ」とか「明日仕事行きたくないなぁ」と思いながら仕事をしていた時もあります。当時の上司は本音だったかは不明ですが、「仕事をめんどくさいともつまらないとも思ったことは一度もない」と言っていたのを覚えています(笑)。
本当なの?と思っていましたが、今振り返るとその気持ちがとても理解できますし、私もこの仕事に就いてからは一度も仕事を面倒くさいとかつまらないと思ったことはないですね。
もちろん仕事上、嫌なことや辛いことも起こりますが、そこも含め楽しんで仕事ができるかが重要で、私がこだわっているポイントです。また、私だけではなく、業務を遂行してくださる方含め、全員で楽しんで仕事をすることを心がけています。

2.「高い生産性にこだわり続けること」
弊社は潤沢な資金や人員がいないため、平等に与えられた時間をいかに有効活用し、成果を上げるかが重要と考えております。そのために高い生産性で仕事に取り組むことは、私の中で大きなこだわりポイントになっています。
高い生産性を身に付けるためには、基本的なPC操作スキルを徹底的に極めること、例えばショートカットキーや業務効率化ツールの活用などです。
コミュニケーションの方法や頻度、更に不要な思考をしないための業務のマニュアル化や仕組み化を徹底しています。少しでも時間を使う作業に対しては、“本当にこのやり方で良いのか?” を問いながら生産性を高めるためのPDCAを回しています。

若者へのメッセージ

メッセージを送るほどの立場にいる人間ではないので恐縮ですが、私の実経験からお話させて頂きますと、“心から楽しいと思える仕事を見つけよう” ですかね。

簡単なことではないと思いますし、本当に見つかるの?と思うかもしれませんが、“興味があるかも?”と少しでも思うことにはまず着手する。このサイクルを20代のうちは高速で回していくことがいいと思います。
職を転々としたほうがいいと言っているわけではないですが、副業でもいいですし、休日の趣味として新しいことに手を付けてみるのもいいと思います。ひょっとしたらそれが心から楽しいと思えて、仕事に繋がるかもしれません。

私自身、20代で自分には向いてないことやりたくないこと、やりたいけどできそうにないことなど様々な経験をして、今の仕事に就いています。世の中にある全ての職種を一生のうちに経験することは難しいと思うので、最終的には経験から選ぶしかないです。その選択肢を広げること、つまり多くの経験を積むことは皆さん可能だと思いますので、それを心がけると良いのではないかと思います。