一般社団法人 FLAネットワーク®協会 会長

竹内弘光

Hiromitsu Takeuchi

食を生活の視点で考える

竹内弘光

略歴

高等教育、専門教育、社会人教育と幅広く教授し、様々な教育機関で教鞭をとる傍ら、食品メーカー、百貨店、地方公共団体などでの社員研修会・セミナー、講演会においても全国で活躍している。
現在は一般社団法人FLAネットワーク®協会会長、食アド®Academy学長、食生活アドバイザー®公認講師代表を務めており、代表的な著書「食生活アドバイザー®公式テキスト&問題集」(日本能率協会マネジメントセンター)をはじめ多数の著作物がある。
「食生活アドバイザー®」の他、通信講座「野菜スペシャリスト®」(U-CAN)の執筆・監修も手掛ける。
「食の資格」を開発する第一人者としても有名。

現在の仕事についた経緯

当協会が設立する前というのは、食についての関心が高まりつつある一方、食に関する資格が、調理師、管理栄養士、栄養士など厚生労働省(当時は厚生省)管轄の国家試験しか存在しませんでした。
その中で食のプロを目指す人だけでなく、一般の人を含めたより多くの人が学べる、食生活に関する教育とその資格を提供すれば、新たな市場開拓と、社会に貢献できるチャンスだと捉え、1999年4月、FLA(FOOD & LIFESTYLE ADVISER)ネットワーク®を設立し「食生活アドバイザー®」検定を誕生させました。

仕事へのこだわり

一度お付き合いを始めたらずっと続けるというのが、仕事へのこだわりの一つです。
食アド®公認講師の方々、食生活アドバイザー®資格を取得された方々の輪を持続しながら、より強固にしていくために、食アド®会員制度があります。情報ゼミナールでつながり、勉強会で知識を深め、「食アド®PRESS」や「食アド®情報誌」で継続して情報が蓄積できます。
より一層の繋がりを大切に、食アド®のコミュニティ作りと、情報発信の場を設けて、「食生活アドバイザー®」が、「食生活学」のスタンダードになることを目指し、食と生活の教育に邁進していきます。

若者へのメッセージ

食事のシチュエーションに合わせた姿勢や振る舞い、話題の提供や会話の楽しみ方など、食のシーンを楽しく、そして美味しくできるマナーを身に付けた人は素敵です。その理由は、少し大げさかもしれませんが、食事は文化であり、その人の生き方や考え方を如実に表すものだからです。
現代は「生き方のセンス」や「活かし方のセンス」が問われる時代です。だからこそ、食を語ることのできる大人はとても魅力的だといえます!
皆さんも是非、「食べる」を「生活」の視点で考えてみてはいかがでしょう!!