株式会社マーブル代表取締役社長

高橋 祐未

Yumi Takahashi

まずやってみる

高橋 祐未

略歴

2013年より都内で事業会社・投資ファンド運営会社を経て、2019年株式会社マーブルを設立。小学校から大学まで器械体操に打ち込んだ経験から「何かを成し遂げる人のそばに寄り添いたい」「頑張る人をサポートしたい」という想いがあり、ファンド勤務経験を活かし、スモールM&Aを検討・実施する人をサポートするサービスを展開する。

現在の仕事についた経緯

前職はファンド運営会社で働いていたのですが、サイズの観点から投資方針に合わない小規模な案件はお断りしなければなりませんでした。しかし、日本の企業の99%は中小企業であり、さらに事業承継における後継者不足問題はこれからさらに深刻になることが予想されています。そのような方々にこそ、M&A専門家のサポートが必要なのではないかと感じていました。
また、近年は新たなキャリアの選択肢として、小さな会社を買収して独立する方法も注目されています。しかし、新たなマーケットのため、サポート体制が十分に整っていないのが現状です。
そこで、そのようなスモールM&Aにチャレンジする人をサポートしたいと思い、株式会社マーブルを立ち上げました。

仕事へのこだわり

私がいつも自分に言い聞かせていることは、「まずやってみる。そして、小さな失敗を積み重ねる」ということです。成功ではなく、失敗の積み重ねです。
私は20年近く器械体操を続けているのですが、器械体操の技は、失敗を積み重ねた先に習得できます。何度も何度も失敗して、失敗した原因を考えて、試してはまた失敗して、という繰り返しです。しかし、そうしていくつもの失敗パターンを経験した上で習得した技は、自信を持って本番の舞台で使える「自分の技」となります。
仕事でも同じことが言えると思います。「もう少し完成度を高めてから出してみよう」とするのではなく、「まず出してみよう。そして、その経験をもとに次はもっと良いものを作ろう」というサイクルをどんどん回し、周りを巻き込みながら進んでいくことで、大きな力が生まれると感じています。
特に、弊社では「月額制のオンラインM&Aアドバイザリー」という今までにない全く新しいサービスにチャレンジをしています。既存のM&Aアドバイザリーのビジネスモデルでは対応が難しい小規模なM&A案件を取り扱うためのブレイクスルーになると信じ、今まさに小さな失敗を積み重ねているところです。
そして、今経験している様々な失敗が、今後の人生で面白い化学反応を起こすと期待しています。

若者へのメッセージ

就職活動中の私は、「自分のやりたいことが分からない」学生でした。
そして、30歳を目前にした今、20代を振り返ってみると、目の前のことに全力で取り組むことで次の道が拓けてきたように思います。「何かを成し遂げる人のそばに寄り添いたい」という想いはずっと持ち続けているものの、側から見れば、私のキャリアには一貫性がなく、やや不可解に映るかもしれません。しかし、それはどんな場面でも与えられた仕事にやりがいを見出し、その仕事を極めようとした結果です。
もしやりたいことや将来の夢がなくて悩んでいる方がいたら、何でも良いのでとことん極めてみてください。勉強や仕事でも、趣味でも、これから始める新しい何かでも構いません。それがきっと、次の道を拓く鍵になると思います。