株式会社Via.Mahalo 代表取締役兼CEO

田平優貴

Yuki Tahira

知覚動考(ともかく、うごこう)

田平優貴

略歴

私立大学卒業後、メディカル業界の営業職として売上全国トップ3になる。その後、社内ベンチャーのコンテストでMVPを獲得し、経営企画室へ異動。新規事業の創出と企業ブランディングの構築を2年間行う。
グローバル化の波に乗るべく、留学を経て海外就職し、現地企業のマネージャー職に就任。コロナショックで失業後、ニート生活を3ヶ月送るが、英会話事業で株式会社Via.Mahaloを創業。
現在は海外移住とワーケーションのサポート事業を手掛ける。
2021年4月より大手英会話スクール及びNPO団体と事業提携を開始。

現在の仕事についた経緯

安定的と言われるメディカル業界で、いわゆる普通のサラリーマン生活を7年間過ごしていましたが、当時は「このままサラリーマン生活を送っていいのだろうか?」と自問自答を繰り返していました。
脱サラを決意した後は、留学→海外就職→コロナで失業というジェットコースターのような道を歩んできました。

「失業したけど、この先どうしよう...」
サラリーマン時代に、新規事業で沢山の失敗をしてきた経験やスキルを活かしたい。そして、海外移住していたときに感じた、東南アジアの熱気や、ワクワク感をもっと日本人に伝えたいと思ったのが、現在手掛ける「海外移住、ワーケーションのサポート事業」を始めたキッカケです。

私はフィリピン移住中に、現地の人たちにとても助けられました。
移住したい日本人と、現地で職を失ったフィリピン人を移住のサポーター役としてつなぐことができたら、「現地の人の雇用を少しでも守れる、フィリピンという国と人に対して恩返しができる」という想いも、この事業の根幹に存在します。

仕事へのこだわり

①知覚動考という考えを大切にしています。
知る→理解して覚える→行動してみる→考える、修正する
情報収集する人や、それを理解して知識に変える人は多いですが、そこから行動に移せない人は多いのではないでしょうか?
知識だけ蓄えていても、説得力のない評論家で終わってしまします。
大事なのは、知ったあとに行動してみて、何かしらの「結果」を得ることだと考えています。
悪い結果がでれば、改善点を見つけて修正すればいいですし、いい結果がでれば更に伸ばす方法を探せばいいというスタンスで、仕事や事業に取り組むようにしています。
知識量が100でも行動が0だと、結果は0です。
調べることも大切ですが、動いてみなければ良いも悪いも判断ができません。
だからこそ、知覚動考(ともかく、うごこう!)

②Doneすることを意識しています。
行動することの大切さは、どこでも言われることだと思います。
それに加えてDoneすること、つまりやり抜くこと、継続することを心がけています。
Doすることは、フットワークの軽さとも言えますが、Doneすることは果たすこと、仕事に責任をもつということだと考えています。
これは会社経営も、個人レベルの仕事でも共通のことだと思います。
いかにスピーディーにDoneできるかが、次の一手を考えるのに大事なことだと痛感しています。
なので、あれこれ考え悩み込む時間は減らし、決めたらすぐに動いてやりきる(Doneする)ことを大切にしています。

若者へのメッセージ

人生はマルバツクイズではありません。選択や決断してからどうしていくかが本番です。
だからこそ、世の中に存在する権威やブランドなどに強く影響されすぎず、面白そうと思えるものにチャレンジしてほしいです。
就活、仕事、起業、老後の人生の選択。全て同じだと思います。
もし面白そうと思えるものがないなら、できたらいいなと思えるものに真剣に取り組んで見てください。気づいたらそれが好きに変わっていることはよくあることです。

私の場合、趣味のサーフィンは、始めたての頃は辛いだけでしたが、真剣に続けたらいつの間にか趣味に変わっていました。英語学習も一番キライな教科でしたが、毎日やっていたら成長していき、気づいたらそれが仕事に変わっていました。

一生懸命に取り組むと、自分にあった流れ着く島があると考えてみてください。
だからこそ、目の前の面白そうだな、イケてるなと思えることに集中してDoneしてみてほしいと思います。

グローバル化が進んでいる世の中で、皆さんの中から海外に挑戦する人が増えていったら嬉しく思います。