bravesoft株式会社 CEO/CTO

菅澤英司

Eiji Sugasawa

新しいものへの果てしない挑戦/一生青春

菅澤英司

現在の仕事についた経緯

高校生の時にWindowsが流行り、「これからはパソコンの時代になるかな」と思い、情報系の大学へ進学しました。大学の時にアルバイトでアプリなどを作っていたのですが、それが非常に面白く、大学よりも会社に行ってアプリを作り、そこで力を付けました。そして、大学卒業と同時に起業しました。
起業に対しての不安はとてもありましたが、ソフトウェアの時代はますます来るだろうと思っていましたし、私もプログラマーとしての自信があり、チームで働いたり、営業したりすることも行っていたので、生きていける自信はありました。

仕事へのこだわりと目標

私の原体験は、学生時代にアルバイトでアプリを作っていたことです。1個目に作ったアプリがヒットして月一千万くらい売り上げました。その時、友達とわいわいしながらものづくりをしたことが、単純に楽しいなと感じました。そして、今現在もそういう気持ちを忘れずに仕事をしています。
社員が100人近い規模になっても、同じ部署と同じカルチャーで出来ているところはあると思います。みんなでどんどん新しい事をやりだしてしまうような部署で、現在は「eventos」「イベンテック」を重要テーマとし、これを追求しています。
会社は創業してもう17年ぐらい経ちますが、一貫して言ってきたことは「エンジニアとして最強のものづくりができるようにしたい」ということです。「最強のものづくり集団となり、技術で世界をワクワクさせる」というビジョンのもと、そこに共感してくれる人が集まって来ていますね。

今は電車の中などでスマホを見ている人が多いですが、その先に未来はあまりないのではないかと思っています。弊社は、アプリでどんどん世の中を便利にしていますが、これからは「イベント」や「体験する」ということが大事になるのではないかと考えています。イベントや体験を作り出せる人にこそ大きな価値があるため、我々がテクノロジーで助けてあげたいと思っています。これを「イベントの民主化」と呼んでいるのですが、誰でもイベントが開催できるようになれば、参加のハードルがもっと下がり、イベントに参加したことで、様々な人に会えたり、情報を共有できたりするようになるのではないかと思っています。

若者へのメッセージ

やはり起業はとても面白いと思いますし、自分の成長にも繋がります。私みたいに社会に出てすぐに起業する人はかなり少ないですが、やはり学生時代のうちにきちんとした仕事の経験を身に付けていくと、それが保険にもなります。
普通の人は、大手に行ったらそこで成長できて、会社も安泰で「良い保険」だと思っていますが、私から見たら全く安泰ではないです。
早いうちにどこでも食べていけるというような力を付けて、起業してしまいましょうと言いたいですね。弊社は学生が多く、社内で活躍してくれています。仕事の経験は早めにしておいた方がいいですね。