株式会社AdOps 代表取締役

曽宮燎汰

Ryota Somiya

人間万事塞翁が馬

曽宮燎汰

略歴

2018年に神戸大学経営学部を卒業し、東京で就職。社長室・美容室部門に配属され、グループ会社の経営企画に携わる。経営課題であった美容師の採用のために広告運用を導入。同時に入社2ヶ月目から副業として広告代理店業を開始。約8か月後に退職し独立。2019年5月に株式会社AdOpsを設立。

現在の仕事についた経緯

「尊敬しあえる人と大きな目標を達成したい。」

新卒で入った会社で美容師の採用を任せれ、広告運用に熱中しました。
数値分析をして、施策を打って、改善してを繰り返すことが楽しくて1日中没頭していました。
これは天職だと思い、副業から始めたというのが経緯になります。

独立したタイミングでタイにいきました。
人間関係を遮断して、死ぬほど働くと決めたからです。7時から23時まで働く毎日でした。
そうこうしているうちに業績も伸びましたが、嘘でも幸せと言える状態ではありませんでした。
仕事は楽しいけど何か足りない、、、そんな気持ちです。

そんな時に自分の資質がわかるというストレングスファインダーというものをしてみました。
目標志向、最上志向、達成欲、自我、調和性という結果がでました。
その時はじめて気づかされました。
自分は1人で幸せになることなんてできなくて、
「大好きな人と一緒に大きな目標を立てて達成していくことで幸せを感じるんだ」と。

タイへの滞在期間は半年ほど。
すぐ日本に帰って組織化していき、今のAdOpsがあります。

仕事へのこだわり

結果が全て。
結果が出ればそれは正解になると思っています。

人生を左右する大きな意思決定をしたのであれば、
それを正解にするために死に物狂いでやる。
過去の自分に「あの時そっちを選んでよかったな~」
と褒めてあげることができるように今を頑張るということを私はずっと考えています。

余談ですが、結果が出なくても自分を信じて支えてくれる存在がいることも、
とてつもなく素晴らしいことだなとも思います。

たとえば、私の場合家族に言わず、勝手に会社を辞めて、独立しました。
東京に住んでいたころの不動産の保証人が親だったため、不動産解約の連絡が親に入って全てばれました。
そこで電話がかかってきました。
「どこで何してるの!?」と聞かれ、「タイで独立して仕事してる!」と答えました。
家族全員には笑われました。意味が分からなすぎたみたいです。笑
ただ、大した結果は出ていなかった頃ではあるのですが、私を信じてくれていました。

無償の愛っていうのはとても安心するものです。
そんなものをあげられる人に自分もなりたいです。

若者へのメッセージ

本当にやりたいことを見つけて欲しいです。
私もまだまだ若者で未熟者なので恐縮極まりないのですが、私の年代だからこそ言えることもあると思うので話します。

就活期は周りがうらやむ大手企業等に目がくらむと思います。
私自身、周りから「どこどこから内定もらった」と聞いたり、リクルート説明会で活躍している社員がいたりするとキラキラして見えました。ただ、当時第一志望だった総合商社の最終面接で面接官に「君自分のやりたいこと嘘ついてるよね?」と言われて落とされました。それは本当に的を射ていて。

悔しかった気持ちもあるのですが、落としてくれてありがとうという気持ちの方が大きかったです。
ただ、あっけらかんと落ちたという話を親にした時に、悲しそうな顔をしてるのを見て悲しくなりました。
自分が落ちたことさえ正解にするためにもこれからの人生楽しんで幸せにならないと覚悟を決めた瞬間でした。

そこで冷静になって考え直しました。
自分が本当に楽しかったはどんな時か。
それが今につながりました。

人生100年時代
今20歳なら残り80年
残りの人生を楽しく生きたいなら、楽しいことをできる環境を選んで欲しいと思います。

周りなんて関係ありません。
就職した後は他人の会社や状況なんて目が向く暇さえありません。

自分の道は自分の本心を聞いて選んで欲しいです。