FP事務所K'sWealthManagement 事務所代表FP

白波瀬 勝之

Katsuyuki Shirahase

水滴石穿

白波瀬 勝之

略歴

業界10年目の独立系ファイナンシャルプランナー。2男の父でもある。
株式会社リクルート、外資系保険会社、開業医に特化した不動産ベンチャー企業での勤務経験を経て独立。
顧問契約を収益の柱にしながら「顧客本位のFPサービス」を提供する本場米国のファイナンシャルプランナーのあり方に感銘を受け、2019年、日本初の開業医専門の独立系FPとして活動を開始。
「商品提供を行わないお金のプロ」をコンセプトに、中立の立場で開業医に「資産運用のコンサルティングサービス」と「資産管理の顧問業」を提供している。
資産運用初心者、多忙なドクターでも取り組める資産運用法を伝え、さらに徹底したアフターフォローを行うことで、開業以来、全顧問先の総資産を純増させている。
また、甲南大学にて「お金とキャリアプラン」をテーマにした特別講義を毎年行うなど、金融教育の普及活動にも積極的に参画し、医師会や医療系企業向けの講演活動も多数。
趣味はマラソンで週末に子供達とランニングを楽しむ事。

現在の仕事についた経緯

私はこれまで保険業界、不動産業界の営業職に10年以上従事し「商品を売る」セールスマンの立場で開業医の方に「資産運用」のご提案をしてきました。

金融業界、不動産業界で経験を重ねる中で、営業マンが顧客より自身の利益や自社での評価を優先し、高額な手数料がとれる投資商品を意図的に勧めたり、販売会社が自社の売り上げの為に不要な商品の販売を促進するなど、明らかに顧客にとって不利益な販売営業が行われる現場をたくさん見てきました。

当時、私は「はたして、会社が売りたい商品(高利益商品)とお客様にとってベストな商品は本当に一致しているのだろうか?」と自分の仕事に対しての疑問を感じていました。

そんな中、ある勉強会に参加する機会があり、FPという仕事が生まれた金融先進国の米国では、FPが保険などの金融商品の販売は行わず資産管理をメインとした顧問契約が主流であること、米国社会では個人の資産運用の相談役として、FPが社会的にも高く評価されていることを知りました。

私はその勉強会がきっかけとなり、独立系FPという仕事に興味を持ちました。そしてその後、独学で学び、日本の独立系FPの方々との交流も深め、商品提供をせず顧問料を報酬の柱とするFPこそが、自分の長年の疑問を解決する理想的な仕事であると確信し、今の事務所を設立して独立しました。

仕事へのこだわり

医療従事者に特化して事業を行う理由は、事業を通して「日本の医療に貢献すること」を事業理念のひとつに掲げているからです。

私は14歳の時に、5つ年上の兄の運転する車に同乗し、交通事故にあった経験があります。兄はその事故が原因で亡くなり、私自身もICUに運ばれ、右大腿骨頚部骨折と左手首の骨折する大怪我を負うことになりました。

その後、3回の手術と長いリハビリ生活を経験し、一人で歩行ができるまでの半年間で大変お世話になったのが、担当していただいた主治医の先生、看護師さん、理学療法士さんをはじめとした沢山の医療従事者の方々でした。

当時、私は陸上の長距離走の選手でしたが、陸上選手としての復帰はあきらめたほうが良いと言われていました。しかし、主治医の先生、看護師さん、理学療法士さんの懸命の治療とサポートのおかげで、翌年の京都府下大会では1500M走に出場し3位入賞、自己ベストも更新する事ができました。

私にとって、医療従事者の方は「命の恩人」であり、「生きる希望をくれた方々」です。
その時の感謝の気持ちをずっと抱き続けて生きてきました。
残念ながら兄は事故から1か月後に亡くなってしまいましたが、最後まで懸命の治療を頂いたことを、今も心から感謝しています。

起業した際も、過去の交通事故の経験と、今までの自分のキャリアを活かし、医療従事者の方へ恩返しできるような仕事をしたいと想い、日本でも珍しい医療特化型の独立系FP事務所を設立しました。

これからも、FPサービスを通して、医療従事者の方の物心両面の豊かさの実現と日本の医療に貢献をしていきたいと考えております。

若者へのメッセージ

人生を幸せにするには「心理学(人間関係)」「健康」そして「お金」の知識が必要です。
しかし、その3つは学校では教えてくれない勉強です。自ら「良好な人間関係の作り方」「健康」「お金」に関して学び、自分の人生を幸せにしていきましょう!
私も「お金のプロ」として縁ある人の幸せに貢献できるよう頑張りたいと思います!