株式会社NewSupport代表取締役

塩生好紀

Koki Shionyu

直勘勝負

塩生好紀

略歴

高校卒業と同時にスポーツトレーナーを目指し福岡にて専門学校通学とトレーナー活動を開始。国家資格理学療法士を取得後、プロスポーツ選手サポート企業に入社。25歳の頃、独立し、スポーツチーム、選手や地域、企業への健康支援活動を主な事業とした株式会社NewSupportを設立。現在は九州を中心に1店舗6事業を展開。政令指定都市認定事業やプロジェクトに参加し、健康経営優良法人として厚生労働省より認定を受ける。元不登校の経験を活かし支援活動や執筆も行う。

現在の仕事についた経緯

オーダーメイドな健康づくり」をテーマに掲げ、看護師や他の医療健康系資格者のスタッフらとともに、平成25年にかかりつけ健康支援活動を開始致しました。健康ブームということもあり、健康情報は世に溢れかえっており、何が自分にとって正しいのか、合っているのかを見極める必要があります。自分の健康は自分で築くためにも、オーダーメイドでなければ本当に効果的かつ効率的に心身の健康は得られないのではないかと考え現在の事業を行っています。老若男女、多種目、多職種の様々な人々に適切かつ有効な健康支援を提供しています。

仕事へのこだわり

国家資格を有していると周囲からは「先生」と呼ばれがちですが、常にサービス業としてのおもてなし精神を意識してきています。目に見えない「健康」というものを売るためには、本当の価値を感じていただく必要があると感じています。専門家とはいえ、人間味ある日本人らしいサービスの提供を念頭に置き、ホスピタリティの高いおもてなしができるように自己研鑽並びに人材育成にも力を入れております。

人生100年時代、長生きできることは良いことですが、長生きするための心身の準備もとても大切です。まさに「予防」「未病」。少子高齢化のあおりも受け、不健康だったり介護が必要な状態になると、今後の介護保険制度などの社会保障では十分な生活が保障できるわけではありません。現状、医療機関や介護保険制度には限度や上限もあり、十分な健康状態を得られません。また、働き手も不足している中で働き方改革も進み、新しい雇用も大切ですが今いる従業員の健康を守りつつ、経営者である自身の健康を築くこともとても重要になっています。

さらに、少子化とはいえ、有能かつ有力な子供たちもたくさん存在します。しかし、ゲームの普及や公園などの屋外環境で遊ぶ機会の減少、保護的な教育の影響もあり子供たちの身体機能や運動能力は年々低下傾向にあり、スポーツでの怪我や故障も多く見受けられます。これらも防げる怪我はしっかり防ぎ、活躍を後押しできるサポートができればと考えています。

スポーツだけでなく不登校の子どもたちに関しても教育の多様性を広げ、学校だけではない子供たちの在り方も提案、支援していければと思います。

若者へのメッセージ

私自身も経営者としてもまだまだ未熟者ですが、20代で独立、起業し多くの経営者の諸先輩方にご支援ご指導いただいてきました。どのような職種、立場でも輝いている方は共通して「仕事が好き」または「好きなことが仕事」だと感じています。仕事を好きになるために必要なこと、好きなことを仕事にするために大切なことを見つけられることがとても大切になってきます。「好き」であれば自然と一生懸命できるし、苦難や困難も乗り越えることができます。さらにお客様に対しても最大限のサービス提供に繋がっていきます。

コロナ禍で身動きがとりにくい状況にありますが、働き方も大きく変わってきていて、その分可能性も広がってきています。時代や状況に臨機応変に対応しながら自分自身の価値を創出、向上させていきましょう。