株式会社ファーロ代表取締役

篠原 秀昭

Hideaki Shinohara

チャンスはピンチの顔してやって来る

篠原 秀昭

略歴

日本大学法学部法学科卒業後、大手不動産会社に入社、その後、大手ハウスメーカーに転職。約35年間一貫して建設・不動産業界に身を置く。

現在の仕事についた経緯

世の中に、企業向け不動産・建設コンサルタントは多いですが、個人向けコンサルタントが余りにも少ないので、これまでの経験を生かして、個人のお客様への対応を主とした会社を設立しました。

サラリーマンの時は、お客様にベストな提案をしたくても、自社商品を優先したり、取引先に特別な配慮をしたり、効率的な営業をする為に対応時間を最小限にしたりと、色々と制約が多く、納得のいく提案が出来ない事が多々ありました。

元々、土地や建物といった不動産は地球上に全く同じ物は1つもない。ましてや建築の分野ではあらゆるパーツを自由に組合せ(メーカーに縛られず)、個性的な建物が作れます。

相続対策としても、手法は沢山あり、お客様の家族構成と合わせると、提案内容は多岐にわたります。

不動産会社でなく、建築会社でなく、保険会社でなく、銀行でもなく、どこにも縛られず、ファイナンシャルプランナーとして、お客様に対してベストと思われる、オンリーワンの提案を実現する事を念頭に置いて、この仕事をスタートしました。

仕事へのこだわり

「ボールが止まって見えた」。打撃の神様と言われた、元巨人軍監督、川上哲治さんの言葉ですが、毎日ひたすら、300球の打撃練習に打込んだ結果の出来事だそうですが。
この言葉を聞いて、極める事、徹し抜く事の大切さが、私の胸に深く刻まれました。

社会人1年目からずっと営業職でしたから、トップセールスになる事、トップの座を維持する事に執念を持ち続けて、社内表彰を受けても、1位以外の賞状は帰宅したら廃棄してました。それでも1位の表彰状は段ボール2個分、自宅の収納に眠ってます。その後、営業マンから、課長、所長、部長、事業部長と昇進しても、職位でトップの業績である事にこだわり続けました。それが私の中で極める事でした。

しかしある日突然1つの大きな疑問が湧きました。
企業や社員が多かれ少なかれ陥ることですが、顧客第一主義・顧客満足を掲げていながら、自社の事情により、お客様に本当に満足して頂けるご提案が出来ていないのでは・・。

そこで、50代前半で大きく人生の舵を、本当のお客様第一主義に切替えました。
極める姿勢は変わりませんが、過去の経験を生かして、また、日々学び、更に経験を積み、オンリーワンの御提案を心掛けてます。
今はインターネットで検索すれば、たやすく知識は得られますが、応用編や落とし穴がある事は、その道のプロでなければ見分けられないでしょう。

これから極める事は「スピード対応」「ベスト提案」です。どんなベストな提案も、時を逃せば愚策となります。
また、誠実である事は、直ぐに対応する姿勢として現れると考えております。先ずはスピード、それから臨機応変に対応し、お客様を最高の着地点にご案内する。

人生の様々なシーンで最良のアドバイザーでありたい。そう心に決めてます。

若者へのメッセージ

夢は大き過ぎる位でちょうど良いと思います。そして、その夢を実現する為には、希望を持ち続けて、決して諦めず努力し続ける事です。

長い人生には良い時も悪い時もありますが、自分と他の人とを比較して落ち込んだり、自分を卑下したりしない事です。

山登りする時に険しい道を選んででも、最短時間で登頂を目指す人もいれば、緩やかな迂回コースを選んで、景色を楽しみながら時間を気にせず登頂を目指す人もいます。自分らしく個性豊かに進む事が大切だと思います。

また、成功した姿(結果)は当然素晴らしいですが、多くの人は「「挑戦している人」に共感します。言い換えれば「成功者の弁」より「挑み続ける人」 の熱が、人の心を動かします。

個々人の能力に大差は無く、チャンスは必ず巡って来ます。
失敗を恐れず、果敢に挑戦と応戦を繰り返しましょう。

最大の失敗は、挑戦しない事。(偉人の言葉)