Forager株式会社 代表取締役社長

清水大哉

Daiya Shimizu

留学希望者と留学経験者の双方にとってより良い世界を作る

清水大哉

略歴

慶應義塾大学法学部卒業。大学在学時の1年間のアメリカ留学を含む30カ国に滞在経験あり。新卒で外資系コンサルティングファームに入社。2021年にForager株式会社を設立し、留学経験者と留学希望者のマッチングサービス「Forager」の運営を開始。

現在の仕事についた経緯

自分が「こんなサービスあったらいいな」と思い、作ったのがきっかけです。
社会人になり数年経ったある日、MBA留学を目指し志望校を決める過程で、実際に各校の在学生や卒業生から話を聞きたいと思い探していましたが、その人探しにとても苦労していました。希望する学校に通う、自分と同じようなバックグラウンドを持った在校生や卒業生を探すのは至難の業でした。
同時に、自分は大学生の時に留学を経験した留学経験者でもあり、留学後にその経験自体を伝える場所があまりないことも感じていました。留学を経験し、語学力や異文化での適応力など留学を通じて得られるものは当然多くありましたが、留学経験自体を後輩たちに伝える場所があまりないことに疑問を感じていました。
その留学希望者と留学経験者の悩み・課題を同時に解決できるマッチングサービスがあれば嬉しいのではないか!?と思ってサービスを作ることにしました。

仕事へのこだわり

ユーザーファーストを忘れないことです。
Foragerのサービスは全ての留学経験者と留学希望者のためにあります。
もちろん、サービスを持続的に運営していくために最低限の利益を出すことは不可欠ですが、使っていただける留学経験者の方や留学希望者の方にとってより良いサービスとなるように、利用者の方々の声を積極的に取り入れて、「留学希望者と留学経験者の双方がWin-Winになる関係を創る」という理念のもと、利用者の皆様とともに発展していければと思っています。

若者へのメッセージ

旅をするといいと思います。今まで行ったことのない場所へ思い切って行ってみてください。若いうちは時間の大切さにあまり気づきませんが、時間は若い人にしかない本当に貴重な財産です。
数ヶ月、数年単位で旅に出られるのは多くの人にとっては若いうちだけじゃないかと思います。借金してでも是非経験を買っていただければなと思います。
日本は世界の中でもかなり特殊な国だと思います。もちろん世界に誇れる良い面もたくさんありますが、日本の常識が他の国に行くと全く通用しない、なんてことはざらにあります。
世界には本当に多くの生活が、考えが、文化があります。国によってももちろん違いますが、国の中でも都市によって180度違うということもあります。ぜひ、たくさんの生活、考えに触れてみるといいと思います。人生に幅が出ます。どこかに行くのに何か目的を持たなくたって構いません。とりあえず、行ってみるというのでも良いと思います。あとから、あの経験が生きた、と振り返る未来がきっと来るでしょう。
ちなみに、アテはないけどどこか行ってみたいなと思っている方がいれば、インドとキューバ、おすすめです。ぜひ現地の生活を体験してみてください。間違いなく素晴らしい経験になるはずです。