株式会社Golago(ゴラゴ)代表取締役

泉水正広

Masahiro Sensui

過去を肯定する為に今を一生懸命頑張る。

泉水正広

略歴

日本大学文理学部卒業。最大手の生命保険会社に勤務し、生損保代理店として独立。起業直前は外資系生命保険会社にマネージャーとして10年間勤務。2018年4月起業独立。

現在の仕事についた経緯

2017年3月、外資系生命保険会社のマネージャーをしていた私は年間の目標額も達成し満足感に浸っていました。
妹の子供たち三人に積立タイプでガン、急性心筋梗塞、脳卒中に罹患した場合保険金が至急される生命保険を提案する予定でしたが、年間の目標額も達成したので来年度の成績にしようと思いました。どうせGWに実家に帰るからその時提案しょう!・・・。
その翌月、2017年4月27日に妹の末っ子で私の甥になる小学校4年の9歳で原因不明の脳内出血で倒れてしまいました。脳卒中です。
その一報を姉から聞いた時、鳥肌が立ち鼓動が早くなり最高に後悔した事を覚えております。
生命保険では病気を防いだり、直接治す事は出来ませんが家族の生活を支える事は出来ます。
実際に妹は看病の為に会社を辞める事になりました。
私が面倒がらずに提案していれば保険金が給付されて妹家族は経済的にはいつもと同じ生活をおくれていたと思います。
甥が入院して約1ヶ月後にリハビリをすると言う事なのでお見舞いに行きました。
甥からラインで「まさひろ叔父さんが来るならリハビリ頑張る」とラインが来ました。
涙が出そうになりました。
一生懸命リハビリを頑張っている息子を見ている妹を見たら更に後悔しました。
リハビリが終わった後に甥に「何か欲しい物はある?」と聞いたら「脚がぷくぷくして痛い。脚が重い。」と言って来ました。
「ゲームが欲しい」と言うと思ったら「脚がぷくぷく」触ってみると浮腫んでいました。
サポーターを買ってあげようと思い量販店を回りましたが甥の脚のサイズにあるサポーターがありませんでした。
「何で無いんだ。どうして・・・。無い、無い、無いんだったら俺が作ってやる!」
と決心し半年間の試行錯誤で試作品が完成しました。
甥に早速使ってもらうと「脚が軽くなった!ぷくぷくがでない!」と凄く喜んでもらえたので(甥は病気で当時お世辞は言えませんでした。)そんなに気持ちの良い商品なら世の中には脚で困っている方が沢山いるので一人でも多くの方のお役に立ちたいと思い乾坤一擲の思いで起業しました。
更に2年間の研究開発で特許番号を2つ取得しむくみ、ダイエット、疲れ脚、冷え性、、頻尿などに役に立つCECIA(セシア)が完成しました。

仕事へのこだわり

楽あれば苦あり、苦あれば楽あり。先入観は罪、固定概念は悪。の精神で仕事は頑張ってきました。
「ダイエットグッズで特許取得は無理だよ。」と多くの諸先輩社長から言われてきましたが達成しました。消費者目線で物を購入する時は細かく見る私だったらどの様な商品が欲しいかを念頭に置いて商品クオリティーには最大限の出来る限りの事をしております。
商品はエラストマー樹脂で出来ておりお餅の様な触感で製造過程で気泡が出来てしまいます。気泡が出来るとその部分の耐久性が落ちてしまうので気泡が出来ない様にするのに本当に苦労しました。
それでも1mm以下の気泡が出来てしまう事があるので必ず仕上げ作業中に4回チェックします。
仕上げ作業は機械では無理なので1個1個手作業で行います。

「お客様に満足して頂ける商品のご提供」

が最大の目的なので1つ1つ手作業で最高の商品を作っております。
1人でも多くの方の脚の悩みを解決したいと思い日々精進しております。
人生1度きり。もう二度と後悔の無い仕事と人生を送るため「俺なら出来る!」と日々思い続けて頑張っております。

若者へのメッセージ

「木を見て森を見ず。」では無く「木を見て森も見る。」で広い視野で自分で限界を決めずに頑張って欲しいと思います。
「頑張る」を辞書で調べると「困難にめげないで我慢してやり抜く。」と出てきます。
意味を知って言葉として発すると相手にも伝わりやすく自分の心にも響きます。
他人が出来なくても自分なら出来ると信じて1歩前進して下さい。
「あなたなら出来る。」「自分なら出来る。」継続してください。
「継続は力なり」ですね。