結婚相談所ラシック 代表

関根万美子

Mamiko Sekine

幸運の女神には前髪しかない

関根万美子

略歴

早稲田大学社会科学部卒業。
福岡の民放ラジオ局にてラジオキャスターとして活躍。その後台湾人や日本人の社長秘書を経てドイツ企業の日本法人にて貿易部門を担当。
会社員をしながら大前研一氏主催のBBT大学に編入し経営とITを学ぶ。2019年10月首席にて卒業。
2018年結婚相談所ラシックを設立。マスコミ取材多数。
2021年、2022年青森県婚活イベントアドバイザー就任。

現在の仕事についた経緯

初めての出産後子育てに戸惑うばかりなのに相談する人も場所もなく外出もできず鬱々と毎日を過ごしていました。10年ほど前はスマホも普及していないし、SNSも今ほど盛んではなかったので子育てどうしたらいいか迷いましたし、30代後半での出産だったので同年代の友人たちは子育てひと段落で「なんとかなるわよ~」といった調子でとりあってもらえず今でいう孤育てを体感していました。
イライラして不安げなわたしを夫は心配したのか「早めに会社復帰したら」と言ってくれてラッキーなことに保育園に入園することができて社会復帰。そこで子育てパパママと出会い社会との接点もできて私のメンタルは復活しました。
ところが私と同じように孤育てを体感している人は多くもしかして日本は子育てしにくい社会なのか?と思ったのです。核家族化や個人主義が進み子育ての責任は親だけという風潮となっていて昔のようなコミュニティ全体で子育てをするという雰囲気は無くなりました。これではますます子育てにかかわる人が減り子育てに理解はすすまず子どもを産み育てるのは不安だと思う人が増え少子化は進む一方だと危機感を感じました。
少しでも出産や子育ての不安を軽減して子育てしやすい社会をつくりたいとまずは結婚から支援したいと結婚相談所を始めました。そして子育て支援にも力を入れる結婚相談所として結婚後もフォローできる体制づくりをしています。

仕事へのこだわり

結婚はあくまでもスタート。結婚してからが人生長い。婚姻制度のある日本では結婚というステップを踏んでから子どもが増えるので結婚したい人を支援してサポートすることが少子高齢化へすすむ日本を救うことになる。そのためにどうしたらいいかを常に考えています。
子どもを産むのが心理的不安という方には私自身がママでもあることから相談にのることができます。また、子育て支援団体とも協業していてバックアップ体制を整えています。
結婚を機に転職することもあるだろうから人材会社、弁護士、心理カウンセラーや目標達成コーチなど私が結婚・出産するときほしかったサービスを提供したくて様々な方々とアライアンスを組んでいます。
安心して結婚・出産へとすすんでいける体制を地道に整えていくことが日本の未来へ貢献できると思っています。
会員さんへのサポートのこだわりは、諦めない限りとことん付き合う!をモットーに会員さんに伴走しています。そしてなんといっても婚活には戦略は必要と考えていますので、将来像を一緒につきつめてスタートするようにしています。心の奥底になにかひっかかりがあれば専門カウンセラーとセッションしてもらっています。
お見合い場所を事前に下見したり、予約したりとお見合いに集中できるように準備をしますし、お断りが多いようなら実際のお見合いを見に行ったりもします。最近はオンラインが多いですが面談もよくやってコミュニケーションはまめにとるようにしています。
そのせいか「義理の母にこんなこと言われました」など成婚後もよく相談の連絡が入ってきて家族のような付き合いになっています(笑
とにかく幸せになってほしいと願っています。

若者へのメッセージ

机の上で考えてばかりいても何もわかりません。飛び込んでみる勇気が大事だと思います。若いのであれば失敗してもやり直しはききますし。
十分に準備をしたとしてもハプニング続きなのが実情。結局はハプニングをいかに乗り越えていけるかが大事だと実感しています。生き残る力がものをいう。それは実際壁にぶつかったりして体験して乗り越えないと付かない力だと思います。
私は40代で起業と勢いでやっちゃた感ありますが、人生の最期を迎える時に「ありがとう」と誰かに言ってもらえるならそれでいいかなと思っています。失敗を恐れず挑戦していったほうが人生楽しいのではないかと思います。