エデュシップ株式会社代表取締役社長
佐藤壮二郎
Sojiro Sato略歴
エデュシップ株式会社代表取締役社長。中央大学卒。社会起業家、教育貢献事業プロデューサー。公益財団法人日本フラッグフットボール協会設立委員。筑波大学アスレチックデパートメント設置準備室委員を経て初代スポーツアドミニストレーター。新・学校教材開発プロジェクトENGINEチーフ・プロデューサーを経て、現職に就任した。KTRクリエイション合同会社代表も務める。
現在の仕事についた経緯
大学在学中に携帯電話の普及、一人一台のパソコン時代が到来する時でした。IT商社に入社し、時代の変化を確信することができました。これからは少子高齢化を迎え、大量生産大量消費は終わり、「課題解決」と「価値創造」を自ら創り出さなければなりません。そこで29歳の時に「次世代の子どもたちの可能性を広げること」をテーマに生きることに決めました。その主たる貢献先が「学校教育」でした。自分の個を尊重し、同時に人と協同し、課題を解決していく時代。その教育ツールとして「フラッグフットボール」という種目の学校教材化と共に財団を立ち上げました。その広がりが発展し、現在は学校スポーツを通じた人材育成、教材開発の道へと進んでいます。
仕事へのこだわり
「RE:CREATION」というのが私の仕事のテーマになっています。これは全くゼロから創り出すのではなく、本来社会を牽引しなければならない場所で、「今一度、創り出す」ということです。IT商社時代も大手企業の新規事業だけを担当していました。その後独立してからのフラッグフットボールも、筑波大学スポーツも、そして学校教材界も当然「すでに存在していたもの」であり、同時に新たな時代と次世代のために「改革のリーダーにならなければならない存在」だと確信していました。ここから次の時代にあるべき姿を「今一度、創り出す」というテーマに沿って常に取り組んできています。そして「RE:CREATION」は「レクリエーション」という掛詞にもなっており、そのプロセス自体は困難も伴いますが、次世代の成長や貢献を常に追い求めて「未来を生み出そうとしている証」としてしっかり「楽しもう!」という意味も重ねており、それが私のスタイルになってくれています。
若者へのメッセージ
次の時代は伝統を大切にしながらも、抜本的な構造改革が不可欠です。超少子高齢化や大量生産大量消費の終焉に代表されるように、もう昔の仕組みでは続かないものが次の10年20年で必ず大量に出てくるのです。この課題解決と新たな価値創造のためには若い世代が次の時代の可能性を信じ、一人一人が組織の中でも自ら起業家となり、自らの「ビジョンとミッション」に集中して変化を恐れずに進めていくことです。是非時代の変化を楽しんで、新しい成長と貢献に挑戦していきましょう。