株式会社HandE代表取締役社長

佐藤寛也

Hiroya Sato

有言実行

佐藤寛也

略歴

慶應義塾大学理工学部卒。在学中にイギリス留学、アメリカ現地のマーケティング企業で長期インターンを経験。帰国後、外資系戦略コンサルティングファームでの長期インターンを経て、新卒でMicrosoft Japanに入社。アカウントエグゼクティブとして日本企業のDXを支援する傍ら、株式会社HandEを設立。自身の経験からジェンダーレス化粧品ブランド”ニューニート”を立ち上げ、2021年2月のクラウドファンディングでは目標の650%を達成。同年4月1日に晴れて一般販売を開始した。

現在の仕事についた経緯

子供のころから自分で愛し誇れるブランドを創りたいという漠然とした夢がありました。
大学の専攻では経営管理一般を、インターンでは戦略・マーケティング一般を、新卒から働くMicrosoftではIT一般を学びました。その他ファイナンスなどは独学で学び、起業/経営に必要なスキルを磨いてました。
自分の夢を叶えるには、最強のジェネラリストになる必要があると理解していた為、多くのことを幅広く学んできました。

そんな社会人2年目であったが、食事の偏りから肌荒れが加速してしまいました。
さらにコロナの影響でWEB会議で自分の肌荒れを見る機会が増え、仕事に対するモチベーションが低下しました。
自分の場合化粧をする勇気が無かった為、自ら「メイクとケアの中間点」を開発することを決意しました。

株式会社HandEのVisionは、性別に依らず、誰でも、いつでも好きな自分でいられる世界を創造することです。
これは自分で愛し誇れる世界観になっています。

仕事へのこだわり

生産性と効率性は最重要項目です。

まず初めに最も効率の良いやり方を模索し、次に最も効率的なスケジューリングを考え、そこから実際に作業に取りかかります。
例えば、僕は朝の方が頭が冴えているので頭を使う仕事は朝に、クリエイティブ系の仕事は寝る前に、食事の後にはこれをする、運動後にはこれをする、などです。
モチベーションや気分は思っているよりも上下していて、それをコントロールすることが生産性や効率性にダイレクトにつながると思っているので、自分のことを理解して、しっかりとスケジューリングを組むように気を付けています。
正直、「面倒」と思う仕事もありますが、やらないわけにはいかないので、嫌なことでも自分が一番効率良く取り組めるタイミング・時間・環境を鑑みて、スケジューリングを決めています。
アジャイル開発が流行っていますがそれはシステムに限った話で、自分の仕事や勉強に関してやみくもに手を付けていては、良いパフォーマンスは出せません。自分の働き方、学び方、ラーニングカーブを自分でデザインするようにしています。

若者へのメッセージ

大前提として、僕もまだ若いほうだと思うので偉そうなことは言えません。
自戒も込めて自分の考えをお話します。

誰にとっても好きなことを好きなだけできることが理想だと思います。ただ、スキルがないと、それが叶わないこともあります。
市場の平均と比較して自分が優れている部分で勝負する。もし、その優れている部分が自分の好きなことであれば、人生はとてもハッピーです。

僕が仕事で出会ってきた優秀な人たちは、皆、自分の強みをきちんと把握していて、それを武器に仕事に取り組まれていました。逆に言うと、自分の強みを良く理解しないまま仕事を続けていても、いつか何かのタイミングで埋もれてしまうと思います。
自分の強み・好きなことでスキルを付け、そして好きなことをしていけばいいのではないかと思います。