株式会社BPアレンジメント 代表取締役

笹田 潔

Kiyoshi Sasada

精神的に向上心のないものは馬鹿だ

笹田 潔

略歴

学習院大学理学部数学科卒業。大手損害保険会社に入社、主として法人営業、新事業の立ち上げに携わる。
入社17年目にして投資銀行に転職、大手損害保険会社で培った事業再生、経営の能力を活かし新規企業の立ち上げの分野を担う。
2016年、独立。現在は、会計事務所をネットワークとした地方自治体の会計である公会計や、経営コンサルタントとして多方面で活躍中。

現在の仕事についた経緯

投資銀行時代に、地方自治体の会計である公会計を軸とした会社の社長を4年務め、その時に得たマーケットと協力者である会計事務所をパートナーとして独立しました。
パートナーとなった会計事務所には税務上有利になる損金性の高い商品を欲しているクライアントが多く、投資銀行時代に連携していた太陽光発電所の施工業者や、コインランドリー業者、暗号資産マイニング業者などと協力して税法上メリットのある商品を組成できれば、クライアントの税務面からアドバイスする経営コンサルタントとして活躍できるのではないかと考え、現在の職を起業しました。

仕事へのこだわり

金融商品のセールスレップとして、顧客から強い信頼を得るためには、クイックレスかつ、正確性を重視していました。自身が購入する場合の商品についての疑問を徹底的洗い出し、合法的な手段で実現するために必要なことを書き出し、調べ上げ、自ら実践してフィージビリティを立証するというスタンスで新商品を開発し続けています。
学生時代に、アルバイトで野球場の売り子をしていましたが、売る商品によって野球場全体をマーケットと考え、どのエリアで観戦している客には、どのタイミングで売りに行ったら良いか、顧客の年齢層や性別、家族連れで来ているかなどを分析し、常にトップ売り子でいることが出来ました。これは与えられたマーケットを正確に分析し、販売するための手法を身につけることに役立ったと言えます。
トップセールスマンは、マーケットの分析と顧客対応で8割が決まると考えており、経営コンサルタントとなっても常にセールスレップの精神を忘れず、現在の仕事に取り組んでいます。

若者へのメッセージ

何を始めるにしても、年齢は関係ないと常に新しいことに取組む姿勢を維持しているつもりでありますが、記憶力や瞬発力は残念ながら若い者に置いていかれることが多いです。
どんな経験であれ、やりたいこと、やりがいのあることが見つかった時に活かすことが可能と信じています。
若者はその機会を無限に拡げられる可能性を持っていると考えるし、守るべき者が自分だけの場合には何事にもチャレンジしやすいです。
時々、いつ死ぬか分からないのだから刹那的に生きたいとか云う者もいますが、その考えをチャレンジ精神に切替え、向学心を持って新しいことを切り開いて貰いたいと思います。