Links株式会社 CEO

佐渡山貴大

Takahiro Sadoyama

外に出よう

佐渡山貴大

略歴

平成3年、沖縄県宮古島市出身。
大学在学中に留学を経験し、卒業後、神奈川の総合不動産会社へ入社。
その後、同社カンボジア支店へ現地マネージャーとして常駐。
2016年にバンコクにて同グループ子会社の立ち上げと同時に代表取締役CEOに就任。主に投資家向けに投資用不動産の販売から運用までのワンストップ事業に従事し、インバウンドやアウトバウンドなどタイへの企業進出サポートもする。
2020年4月にLinks株式会社を創業し、代表取締役CEOに就任。沖縄のリフォーム・リノベーションに特化した不動産プラットフォーム「イエキメル」を中心にVR事業やリフォーム事業、住宅関連会社に特化した業務効率化システム開発事業など、住宅に関するサービスを展開中。

現在の仕事についた経緯

東南アジアで不動産業をやっていた当時、地元沖縄との直行便が出始めました。このことがきっかけで、日本の中でも東南アジアとの距離が近い沖縄は、世界を繋ぐ橋としてグローバルな動きがしやすいという面白さに注目していました。しかし、当時より沖縄ではグローバルなベンチャー企業がまだ少なく、若い人でもグローバルな動きがあまり見受けられなかったのが印象的でした。そこで自身が身を持って体験したことを元に、一緒に働くメンバーにはグローバル的な視野と経営的な視点を持ってもらい「強い組織」を地元沖縄で創りたい、という思いから沖縄を拠点にすることにしました。
また、全国的に見ても特に沖縄は不動産の情報が弱く、だからこそITを駆使して人々が「自由な選択肢」を得られるサービスを沖縄で創れたらいけるんじゃないかと思い、今の事業をしております。

仕事へのこだわり

当社のミッションは「全ての人々に価値ある選択肢を」です。
私自身が、実際タイで会社を立ち上げる際、情報不足なだけに騙された経験がありました。それも、日本人にです。特に海外で活動する中で「知っているか」「知らないか」の差はとても大きく、情報弱者はどこにいてもやられるんだ、ということを身を持って体験しました。
まず情報弱者というのは「選択する余地が無い」です。情報蓄積が無いが故、仮に情報があったとしてもそれが良いか悪いかの判断がつかずにそれを鵜呑みにしてしまって、間違った方を選んでしまう。そういう意味で選択肢が無いんです。これはどのエリアに行っても共通すること。
不動産も同じです。知らないから「中古不動産って良くないよね」や「マイホーム=新築なんだよね」と思い込んでしまう。ここがいちばんの問題だと考えています。
だからこそ、その情報を知らない人に寄り添って価値のある選択肢を提供していくことが、僕らのサービスの根幹になっています。

また、当社には「グローバルで活躍できる組織とイノベーションを作る」というビジョンもあります。いかに裁量を与えるかが強い組織や強い人材を生み出し、スピード感を出せる秘訣だと考えているので、入社してすぐにある程度の権限が渡せるような状況を保つ取り組みもしています。海外での社会人歴が長い私は既に異端児かもしれませんが、当社はみんな異端児でいいと思っています。

若者へのメッセージ

とりあえず「外に出よう」。
中にいるだけだと、何も起きません。外に行くことで人と会う、人と繋がるところからしか、物事は生み出しようがないからです。始める前に決めつけるのではなく、まずは行動してみる、まずは環境を変えてみる、まずは体験してみることこそが、とても大事だと思っています。
例えば、家から会社に来るまでのルーティンってほとんど同じじゃないですか。朝、必ずコンビニでコーヒーを買って、同じ道から来るとか。でも同じ目的地に行くにしてもAのルートもあればBのルートもあるしCのルートもある。ルートを変えることによって新しい気づきや発見が生まれる。
お酒を飲むにしても、毎回居酒屋でハイボールを飲むのではなくて、たまには洗練されたバーでハイボールを飲んでみたり。まずは新しい体験をしてみることで「なんでこのお酒はここでは500円なのに向こうでは1500円なんだろう?何がこの1000円の差を生んでいるんだろう?」というwhyが生まれます。その気づきがビジネスに繋がるわけです。
だからこそ若者は、常にいま自分の行動やしていることに対して理由づけをした方がいいと思います。「なぜ僕はこれをしているんだろう」というwhyを常に考える。そのwhyが何かのきっかけや気づき、アイディアに変わる。相手に何かを伝えるときも、相手から何かを伝えられたときも「なんでこの人はいま私にこのお願いをしたんだろう?」と考えることで、その人の意図が読めてくるし、物事の本質が分かってくるはずです。