RFA digital brains 株式会社 代表取締役社長

領家 航

Wataru Ryoke

彼を知り己を知れば百戦殆からず

領家 航

略歴

2001年、GMOインターネットに新卒第1期生として入社。マーケティング、新規事業開発、メディアや企業のM&Aを担当。その後、2009年RFA digital brainsを設立。大手食品メーカーや自動車、化粧品など多くのクライアントの企業課題に従事する。

新卒でGMOインターネットに入社したことが、僕のキャリアや仕事観において大きな影響を及ぼしていると思います。入社当時は社員数100名に満たないベンチャーでしたが、退職時には1,600人規模の大企業に。エネルギーに満ち、毎日のように社員が入社し、毎月新しい会社ができたりグループに入って来たりと、正に非連続の連続。
幸運にも、入社3年目に経営会議に出させてもらえるようになって、新規事業開発や東証1部上場、グループ会社上場の瞬間に立ち会うなど経営に近い仕事を経験させていただきました。

現在の仕事についた経緯

インターネットサービスという形の無いものを作り販売する前職時代、実はプロダクトマーケティングやそれに関わる広告に興味を持っていました。また、クライアントと一緒に課題解決に取り組む仕事にも興味があったので、現在の会社を立ち上げました。最初は大手広告代理店の下請け的立場でしたが、創業から12年経ち、今では殆どのクライアントと直接取引させていただいております。街を歩けば弊社が関わった自動車が走り、コンビニに行けば弊社が関わった商品が陳列され、それが誇りにもなっていますし、大きなやりがいにも繋がっています。

仕事へのこだわり

新卒で入った会社では、とにかくひたすら「結果を出す」ということに拘っていたので、自然と身についていて、それが弊社のスピリットにもなっています。クライアントの期待を超えるような結果を出すことが弊社の基本的精神です。競合がいない商品なんてあり得ないし、簡単な事なんて何一つ無いし、まぐれやホームランなんて滅多にありませんから、愚直に積み重ねて確実に厚みを作っていく、コツコツとやる事が好きですね。
また、Only1のCreativeで「コツコツ」を超えることも弊社は同時に考えます。アイデア一発、大逆転ホームラン。当然そこに至るまでの準備、調査など根拠となるデータを使いながらですけど、そこから出てきたアイデアも重要視するのが弊社の良い所です。
また、弊社には営業マンがおりません。それぞれの担当者が得意先と直接やり取りするようにしています。得意先の温度感、ニュアンス1つとってもフィルターが挟まってしまうと100%伝わりませんし、出来る限りその場で解決できるものはしてしまいたいからです。正に二人三脚と言うとおこがましいですが、そのようにして得意先の課題解決に臨み、貢献したいと思っています。そしてそれを楽しんで出来るのがRFA digital brainsの特徴であるとも思っています。困難な課題を与えられると、逆に燃えちゃいますね。

若者へのメッセージ

昨今は実力さえあれば望んだ会社、業界、職種にわりと簡単に就けるようになっていると思います。時間は有限です。一度きりの人生、これをやりたい、こうなりたい、という自分なりのビジョンを考え、自分の想いを大事に、未来を作っていって欲しいと思います。