一般社団法人日本パーソナルビジネス協会代表理事

親川 政明

Masaaki Oyakawa

自分の未来は自分で創る。未来の社会はみんなで創る。

親川 政明

略歴

2017年国立琉球大学観光産業科学部産業経営学科中退。2004年オフィスワークサポートを起業、14年合同会社ミリオンズを設立し代表(現職)、17年日本パーソナルビジネス協会(JPBA)を設立し代表理事(現職)。売り上げアップ、労働時間削減を90日以内に同時達成する経営戦略を体系化した「PBFⓇ理論」の啓蒙活動として後進の経営講師の育成や経営人材育成を目的とした企業研修を行っている。

現在の仕事についた経緯

幼少時代、不登校で小1と中3のみ通学。義務教育2年、完全独学にて高校に入学。自費で高校に通うため15歳でカラオケ店の管理職につき、店舗オープンからレジ締めまでを一人で行うようになる。その後、25歳で起業。直後より黒字経営を行っていたことから経営アドバイスを求められるようになる。経営、事業に困っている経営者が多くいる現実と開業率、廃業率が高い地元沖縄に貢献するため、経営スクールを開業。生産性を最大限に高めるPBF経営戦略を考案。結果88.7%の会社が売上アップと労働時間削減を実現した。このPBFを経営・起業の免許にしたいという想いで「経営・起業の教習所」としてJPBAを設立し、全国、アジアで経営講師の育成を行っている。

仕事へのこだわり

仕事へのこだわりをまとめると1.貢献2.スピード3.社会変革、この3つを大切にしています。私は幼少の頃より朝から晩まで仕事をしてきた母を見てきました。母子家庭の家計を支えるため月1度の休みもなく、1日12時間~16時間労働を20年間以上続けていました。「まるで奴隷のような働き方」の母を見て「人が奴隷としてではなく、人が人として尊厳がある働き方はないのか」と私自身が子供時代より模索してきました。結果、「作業で報酬をもらうのではなく、プロとして結果を出して満足していただき、時間給ではなく価値給として報酬をいただくこと」をアルバイトで管理職を務めた15歳の時のより徹底してきた気がします。100時間かけて1万円の仕事をするよりも、1時間かけて100万円分、お客様に喜ばれて貢献できる仕事がしたい。そのためには同じ1時間でも100倍効率良く、お客様に貢献しなければならない。そのような想いで仕事をしてきました。また、私が考えるビジネスの定義として「ビジネスとは貢献と金銭の交換行為」と位置付けています。貢献が先であり、金銭は後である。これを徹底しています。まず十分な価値貢献を行ってその対価として胸を張って代金を受領する。基本的なことですが忘れないよう心掛けています。そして最後に実績、現実主義です。耳障りのよい話をいくら広げても世界は変わらないと感じています。「いつか世界を平和にしたい」ではなく「今日できること」の範囲で世界を平和にすることを考えています。自社製品で社会の現実は変わったのか、お客様の人生や生活が変わったのか。その先の地域や家族も幸せになったのか。そのことが非常に重要だと思います。

若者へのメッセージ

最高の毎日を過ごすために「自分自身の未来を自分で決めること」をお勧めします。具体的には「毎朝、何時に起きるのか」を決めましょう。「仕事の時間に起こされる」のではなく、自分で「起きる時間」を決めて起きるのです。ところで、現代人が1日に受け取る情報量は江戸時代の1年分だったともいわれています。簡単に言うと現代の私たちの「人生の濃さ」は江戸時代365倍です。このことを考えると1年間で江戸時代の365年分の情報が溢れている現代において「足りない情報」など何もないと感じます。情報が多い現代人に必要なのは「人生の目的目標の明確化」だと思います。「自分は何者でありたいか」「自分は誰とどこにいたいか」「誰の役に立ちたいか」ということです。そのための第一歩として、朝起きる時間を自分で決める、自分の付き合う人は自分で決める、自分の住む場所は自分で決める、自分の気分は自分で決める、自分の収入は自分で決める。「自分で決める」ことにもっと貪欲に、慣れていってほしいと思います。自分で決めたらあとはやるだけ。せっかく1日1日を生きていけるのですから、自分のやりたい人生を「いつか」ではなく今日から毎日、精いっぱい生きることをお勧めします。