おもいで株式会社 代表取締役 Co-founder/CEO
奥野和弘
Kazuhiro Okuno略歴
神戸大学大学院で宇宙物理学を学んだのち、新卒で大手IT企業へ入社しエンジニアに。2014年にCode for Japanの地域フィールドラボの立ち上げに携わった際に、起業家たちとの交流が増え、2017年に自身も二足の草鞋を履く形で起業を決意。
現在は大手コンサルティングファームで企業のDXやスマートシティ関連のプロジェクトを数多く手がけつつ、週末は「時をこえて人の想いをつなぐアプリ」OMOIDEの開発に従事している。
現在は大手コンサルティングファームで企業のDXやスマートシティ関連のプロジェクトを数多く手がけつつ、週末は「時をこえて人の想いをつなぐアプリ」OMOIDEの開発に従事している。
現在の仕事についた経緯
20年の間、主に外資系ITベンダーで様々なテクノロジーを習得しました。2014年に当時勤めていた企業が一般社団法人コード・フォー・ジャパンと共同で、現在は地域フィールドラボと呼ばれるプログラムの立ち上げを行うことになり、その担当者として単身、福井県鯖江市役所で地域課題解決に携わりながら、企業人材の地方創生への貢献のあり方について考えました。この経験を通して、人々の幸せにつながる社会課題の解決に従事したいとの思いが強まり、週末起業という形で「明日をもっと笑顔あふれる世界に」を理念とする、おもいで株式会社を立ち上げる一方、長年勤めたIT業界からコンサルティング業界へ転身しました。
仕事へのこだわり
ITのエンジニアは一般的に自分の専門性を高めることに関心がありますが、私は色々な経緯から若くして何度かの転職を経験し、全く異なる複数のテクノロジーに触れました。当初は自分に「専門性」と呼べるものがないように感じて悩むこともありましたが、ある頃から「ならば自分は究極のユーティリティープレイヤーを目指そう」と決心し、好奇心のままに、知らないのテクノロジーを習得する場を求めて、意図的に転職を繰り返しました。「浅く広く」ではなく、「広く深く」を目指し、寝る時間も惜しんで学び続けました。
主要なITの技術をおおよそ網羅したと感じられるようになってからは、ビジネスに興味が湧きました。さまざまな業界および業務について理解するためにひたすら学び続けました。決して楽なことではありませんでしたが、座右の銘でもある「好奇心をもち、学ぶことと考えることを諦めるな」を自身に言い聞かせ続けました。
やがて、自分のもつ広範な知識と経験が、他の誰とも異なる、自分にしか出せない価値になりました。多くの専門家たちを「つなげる」ことが自分の仕事になり、個性豊かなチームを率いて複雑な社会課題を解決できるようになりました。
いま、私が興味を持っているのは「人」です。人の気持ちがどのように動くのか、それを理解することで、人々の幸せにつながるような仕事をしたいと思っています。
主要なITの技術をおおよそ網羅したと感じられるようになってからは、ビジネスに興味が湧きました。さまざまな業界および業務について理解するためにひたすら学び続けました。決して楽なことではありませんでしたが、座右の銘でもある「好奇心をもち、学ぶことと考えることを諦めるな」を自身に言い聞かせ続けました。
やがて、自分のもつ広範な知識と経験が、他の誰とも異なる、自分にしか出せない価値になりました。多くの専門家たちを「つなげる」ことが自分の仕事になり、個性豊かなチームを率いて複雑な社会課題を解決できるようになりました。
いま、私が興味を持っているのは「人」です。人の気持ちがどのように動くのか、それを理解することで、人々の幸せにつながるような仕事をしたいと思っています。
若者へのメッセージ
私自身がマネージメントとして意識していることは、人の良いところを見つけ、それを本人に気づかせ、信じて任せることです。「本人に気づかせる」というのが一番重要なポイントです。
人には得手不得手があります。個性もそれぞれ異なっています。ですから、人と同じようにできないからと言って、そのことで過度に自分を責め続ける必要はありません。それよりも、自分の得意なこと、自分にしか出せない価値は何なのかを考え続けることが重要です。そしてそれが見つかったら、好奇心を失わずに、楽しみながら続けることです。
「楽しんでいる」人は、「頑張っている」人よりも、短期間で多くのことを学ぶことができます。興味を持てなくなったことを続けると、モチベーションを低下させます。時には大きく変えることも必要です。
最後に、自分と異なる人と進んで交流してください。難しく感じることもあるかも知れませんがが、自分と一番異なっている人が、自分に一番新たな視点を加えてくれる人なのです。
人には得手不得手があります。個性もそれぞれ異なっています。ですから、人と同じようにできないからと言って、そのことで過度に自分を責め続ける必要はありません。それよりも、自分の得意なこと、自分にしか出せない価値は何なのかを考え続けることが重要です。そしてそれが見つかったら、好奇心を失わずに、楽しみながら続けることです。
「楽しんでいる」人は、「頑張っている」人よりも、短期間で多くのことを学ぶことができます。興味を持てなくなったことを続けると、モチベーションを低下させます。時には大きく変えることも必要です。
最後に、自分と異なる人と進んで交流してください。難しく感じることもあるかも知れませんがが、自分と一番異なっている人が、自分に一番新たな視点を加えてくれる人なのです。