大人の女子校株式会社 代表取締役

岡崎知美

Tomomi Okazaki

「自分らしさ」を考える

岡崎知美

略歴

1973年茨城県出身。
結婚後、専業主婦、地域の子育てサークル代表を経て2009年に子育てカフェコパンを立ち上げる。
カフェコパンを補助金なし収益のみで長年運営、茨城県内にて民間最大の子育てサロンへ成長・発展させる。
2014年には、男女共同参画の推進の功績のあった団体として茨城県より「ハーモニー功労賞」を受賞。
2017年より「大人の女子校株式会社」代表となる。
自身も3児の母であり、仕事と子育てとの両立の難しさも経験しているからこそ、一人ひとりの状況に合わせた本質をついたアドバイスに定評があり、仕事の成功と家庭の幸せを両立させるロールモデルとして受講生から厚く支持され、毎月必ず相談に訪れるメンバーが後を絶たない。

現在の仕事についた経緯

2009年に立ち上げた子育てカフェコパンの運営で悩むことがあり、2011年に東京にビジネスを学びに行くことを決意しました。
そこからずっと定期的に東京でビジネスを学んできました。そこで出会った一人が、現在もビジネスパートナーとして関わっている方なのですが、その方と初代校長が大人の女子校を立ち上げました。
立ち上げたのは私ではなく、創立メンバーでもありませんでした。
その二人の立ち上げの様子を、「がんばって~~」と傍で見ていました。大人の女子校ができて盛況になり、「ちょっと事務手伝って」と言われたことをきっかけに、大人の女子校のスタッフになり、その後運営チームに入り、気づけば代表になり、事業を法人化し、代表取締役社長になりました。
私には采配の強みがあるので、自分よりも優秀有能な人を見つけてきて仕事を頼む、を繰り返してここまできました。マネジメント・経営学は後から勉強しています。

仕事へのこだわり

12年の起業人生の中で、常に意識してきたのは適材適所で人に任せること。
自分の言うことを聞いてくれそうな相手ではなく、その分野において私よりも有能な人に任せることを心がけています。自分よりも優秀有能な人を見つけてきて、仕事をお願いすることにしています。自分一人で何でもやろうとするのではなく、いつも「私よりスゴイ人どこにいるかな?」と見ています。

どこにいても、いくつでも、どんな状況でも、自分が望む働き方や収入が、大人の女子校では実現しやすいと思います。特に女性の方は結婚や出産をすると諦めなければならないことが多い印象があり、一般的に制限されているものも多いですが、大人の女子校では制限では無く「それこそが強みで武器だ」と伝え、“自分らしい働き方”をサポートしています。

弊社としてはコロナが流行する前からオンラインや在宅でのワークを手掛けていました。
例えば、専業主婦や、育休・産休で在宅の方、本業以外で副業で何かしたいと考えている方、いわゆるその方に合うワークスタイルをそれぞれ提案しています。

人生の中で何か制限があったとしても、少し見方や考え方を変えるだけで可能性が広がることをより多くの方々にも知って頂きたいと考えています。

若者へのメッセージ

とにかく欲張りであること。
自我を持つことを大切にしてほしいです。
特に今の若い子の方が控えめな印象がありますが、欲張りであれば良い意味で様々な場面でも戦えると思っています。『あれがほしい!』『自分はこういう人だ!』のような自分の原動力を持って、若いうちに沢山欲張りに行動してほしいと思います。