フューチャーコンビニエント株式会社 CEO

岡 友樹

Tomoki Oka

チャレンジをもっと楽しく

岡 友樹

略歴

電気通信大学量子物理学科卒後、電気通信大学大学院に進むも、教授と研究の方向性が違い中退。東芝情報システムに入社、SIerとして14年程在職。また、学生の頃から投資活動を行い、海外旅行+現地で投資口座作成などで投資活動を行っていった。その後、コロナの影響からチャレンジを行いにくくなっていると感じ、2021年2月18日アイデアカベウチのサービスを運営するフューチャーコンビニエント株式会社を設立。

現在の仕事についた経緯

学生の頃から海外への投資を趣味で行っていたが、6,7年前から「単純な数字の上がり下がりではなく、もっとビジネス的な関わりをしたい。」と思い、エンジェル投資活動(そのころはエンジェルという単語すらしらない。)を行い始めました。そこで、ビジネスイベント(そのころはリアルでのイベント)に片っ端から参加して、面白いアイデアに「投資させてください。」といった形でアプローチしていきました。ですが、やはり投資業務などを行っていた訳ではない私は、最初の1,2年は全く相手にされませんでした(お前は誰だ?と不審者がられました)。その後、私の投資先がVCなどの投資を受けながらグロースしていき、話がしやすくなっていきました。ですが、コロナの影響を受け、リアルでの出会いやイベントが無くなり、出会いやミーティングを行いずらくなっていると感じ、現在「チャレンジをもっと楽しく」をビジョンに「専門家とすぐに時間、ツール指定込みのミーティング」や「コロナで出来なくなってしまったアイデアソン・合同会社説明会をオンラインで実施」などを行っています。

仕事へのこだわり

SIで働いていた時と、同じところも少しありますが、現在では大分こだわりは違っています。
SI時のこだわり、というか意識は、やはり「正解(成功)を最短ルートで進む」といった感じでした。
また、再現性が高く、「如何に成功の再現性を見つけるか」ということを意識していた(こだわってた)と思います。

現在は面白い、と思ったことには首を突っ込む。駄目なら直ぐやめるにしても、そもそもの食わず嫌いはしないようにする。という感じでしょうか。また、(今思い込んでいる)再現性や正解、こだわりを「きちんと捨てる」ということは意識してこだわっている感じです。「こだわりを捨てるのがこだわり」という感じです。

若者へのメッセージ

リスクを高く見積もり過ぎず、「チャレンジ」して行って欲しいです。例えば、アメリカ人とかイタリア人でしたら「お前ら、もう少し落ち着いて行動しよう」という感じの発想かもしれません。ですが、我々日本人へでしたら、もっとチャレンジに意識を向けたほうがよろしいかと思います。そうすることで、新しい道が開けていくと思います。「準備が出来たら、仲間が出来たら、投資を受けたら、応援されたら、チャレンジする。」という考えではなく、「チャレンジしているから、応援してもらえる。」という流れだと思います。是非、チャレンジして、応援してもらい、よりチャレンジして、という良いサイクルを出来ますように。