東洋化学株式会社 代表取締役

岡 幸一

Koichi Oka

動機善なりや、私心なかりしか

岡 幸一

現在の仕事についた経緯

弊社は昭和34年に私の父が創業しました。
私が長男と言う事で、父からは当然継ぐものだと言われてはいたのですが、私は若い頃は全然継ぐ気が無くて、違う所で仕事をしていました。
いろいろ仕事をやっていく中で、30歳を迎える少し前に、このままでいいのかなと思っていろいろ考えて、父が作った会社があるので、継ぐことを決心して会社に入ったというのが経緯です。そこから2003年に代表取締役に就任し、現在に至ります。

仕事へのこだわりと目標

弊社は他所の会社がやってないオリジナリティに富んだ製品を作るという所が、この会社の特徴だと思っています。
絆創膏がメインではあるのですが、世間一般で出回っている絆創膏も、その中でもいくつか我が社独自のもの、ちょっとこだわったような絆創膏の製品も何点か、持ってやってはいます。見かけ上はなかなか分からない部分もありますけど、ちょっとしたこだわりを認めていただいているところが、今現在も続けられている所だと思っています。
商品開発には力を入れています。世の中にはないような製品を作ることによって社会貢献していきたいです。

また、今までは結構OEMで他所のブランドの製品を下請け的に作らせていただいてきましたが、今後は自社製品の開発をして自社製造自社販売で販売していきたいと思っています。
できるだけ販売を取り扱っていただける店舗も増やして行きたいと思い、ここ最近はずっとそういった事にも取り組んでおります。

若者へのメッセージ

夢を持つことが大切だと思っています。
それぞれ若い時から年齢を重ねてもやはり夢というのは必要です。ただその夢というのは、自分の私利私欲だけの夢であってはいけません。この世に生まれてきた限り、人の役に立つ、自分の夢を果たすことによって何か人に役に立つ、そういった事ができるような夢を描き続けることというのが、大切かなと思っています。