フーズアーキテクト株式会社 代表取締役

小川 賢

Takashi Ogawa

ALL FOR OUR CLIENTS

小川 賢

略歴

大手メーカー在職時に、金融商品取引法(J-SOX法)の公布に合わせてJ-SOX法対応コンサルティングを立ち上げ、数十社に提供しました。食品事業者にコンサルティングを提供していた際に、J-SOX法と食品事業者の取組課題であるHACCPが同じ仕組みである事を知り、非常に興味を持ちました。幸いなことに社内のグループ企業に食品事業者があった為、そこで食品衛生やHACCP全般について一から学びました。その後、同社にてそのノウハウを元に食品安全管理体制構築コンサルティングを事業化しました。その後、数社を経て「食品安全管理体制の構築(HACCP、ISO22000、FSSC22000の認証取得等)」「従業者教育」「製品開発」等、食品全般に関わるコンサルティング会社を起業しました。
これまでに中小零細から大手まで200社以上の食品事業者に対し、食品安全認証取得等のコンサルティングを実施すると共に、農林水産省補助事業研修や自治体主催研修等で幅広く講師を務めています。また、月刊HACCPや月刊食品工場長等の専門誌で多数の執筆をする等、食品安全を含めた啓蒙活動を実施しています。

現在の仕事についた経緯

大学時代、ボディビルと食べ歩きに熱中していた中で、月刊カドカワの編集長 見城徹氏(現、幻冬舎社長)と出会い、毎日のように一緒にトレーニングをし、食事に連れて行っていただきながら多くの事を学びました。
そんな中、見城氏から「一番好きな事は仕事にしない方がいい。」との教えを受け、一旦違う道に進みましたが、結局今は一番好きな「食」に関わる仕事をしています。多分、視野が狭かった当時の私に、他の世界を見させる必要があると思われていたのだと思います。

仕事へのこだわり

ALL FOR OUR CLIENTS
コロナ、原料高騰、製品サイクルのショート化、人手不足…
食品業界はかつてない苦境にあります。
しかし、このような状況でも、新たに食品安全管理体制の構築を進める食品事業者は数多くあります。
それは、食品事業者にとって食品安全管理体制の構築は、単なる「事故を起こさない仕組み作り」ではなく、その先に「取引先要求」「社内体制の立て直し」「モチベーションアップ」「経営立て直し」「売上拡大」等を見据えているからです。
その意味において食品安全管理体制の構築は「経営改革」であると言えます。

企業の命運をかけた改革において縁をいただいた企業には必ず成功していただきたい。
その為に、全力で支援させていただいています。
うちの最大の強みは、全業種にて多くのコンサルティングを実施し、そこで得たノウハウと経験です。
全てのお客様に対して、蓄えた経験とノウハウを最大限生かし、全力で支援するようにしています。

若者へのメッセージ

今とは違い私が大学の頃は、「ボディビルやウエイトトレーニングをやるのは変人」「1回の食事に〇円も使うなんて…食べちゃったら何もなくなるじゃないか」と良く言われたものです。でも、私は“周りから見たらおかしな事”を続けた結果、通常の大学生ではあり得ないような沢山の出会いをし、今につながっています。
私が成功しているか否かは別として、皆さんも是非、先ずはアンテナを広げ、どんなことでも視野に入れ、興味を持った事はどんなことでも挑戦してみてください。
興味を持っていても、そのまま放ったらかしにし、準備(実践)をしていないと、チャンスを見逃すことになります。