株式会社アイルデンタル代表取締役社長

小尾淳子

Junko Obi

未来への意思

小尾淳子

略歴

歯科衛生士学校卒業後30年間歯科衛生士として勤務。
恩師である歯科医師目良誠の死去をきっかけに、子供達の口腔を育成するマウスピース“小児口腔機能育成装置Ⅴキッズ”の啓蒙活動と製作を行う会社、株式会社アイルデンタルを設立。
現在、全国450件のVキッズ提携歯科医院と取引する傍ら、セミナー活動、歯科医院コンサルタント、一般社団法人睡眠力を支えるお口の発達デザイン理事と多方面にわたり子供達の健全な成長に対して活躍中。

現在の仕事についた経緯

恩師である歯科医師目良誠が、長年にわたり啓蒙活動を行っていた、「子供達の健全な成長には絶対に歯科医師の力が必要である。病気でない子供達が唯一、通院する病院(歯科医院)で、子供達の異変を見つけ早期に改善する事で、必ず救われる子供達がいる。自分が亡くなるまでの時間を、小児口腔機能育成に捧げる。」という事を言い続けて、62歳で他界されました。
当時一緒に活動しておりましたので、目良誠の意思を継承しなければならない。と思い、会社を立ち上げ、賛同してくださる歯科医師の先生方に支えて頂き、現在代表取締役として会社を運営させて頂いております。

仕事へのこだわり

仕事へのこだわりは、年代によって異なります。
歯科衛生士専門学校を卒業後すぐは、とにかく、患者様や先輩方に迷惑をかけないように必死に仕事をしてきましたが、そのうち自分が教える立場に立つようになり、今度は歯科医師である院長先生のお考えを意識するようになりました。

仕事が出来る。と言うのは、人によって随分と認識の差があると思います。
自分に与えられた仕事を速く確実にこなせる。
自分にしか出来ない仕事がある。
自分に与えられた仕事以上の仕事を自分で考えてこなす。

私の仕事が出来るという認識は、歯科医院内においての経営者である院長先生の意向に沿い、その歯科医院に収益をもたらす為の事をする。そして、個人のスキルよりも、一緒にいる相手が気持ち良く過ごせるチームワーク能力が必要だと考えます。
その心があれば、歯科医院全体に良い相乗効果をもたらして、いいことだらけではないかと思います。
コミュニケーション能力を大切にしてきたという事なのかもしれませんね。

若者へのメッセージ

「今時の若者は。」と私が若い時も言われました。
いつの時代も言われるのでしょう。
理想とする大人が周りに居なくて、頑張りがいが無い事も多いかと思います。
今の時代は、終身雇用制度も崩壊しつつあります。
何でも良いので色々な仕事を転々として自分に合う仕事を探してみては如何でしょうか?
私は、辛い場所や仕事を我慢しながら頑張る事は出来ません。
楽しいと思える仕事なら少ししんどくても頑張れます。
人生は意外と短い。
是非!自分に合う仕事を探す旅に出て頂きたいと思います。